この週末は、締切も終わってちょっと時間があった土日でした。日曜、関東地方は朝のうちちょっと小雨が降っていたものの、お昼にかけて天候回復、の予報。花粉もだんだん収まって来たし、そうすっとムズムズしてお出かけしたくなるんですね。ライダーのサガよのぉ。
特に、世のお父さんは分かってくれると思うんですが、3月末から4月頭にかけては、コドモたちが春休みでうちにいるんですよねw うちは「おとう、どっか連れてってよう」って言葉を振り切って
「わりぃな、父ちゃん仕事なんだよ」つって、いそいそとウエアを着こんで出かけたのでした。許せ、息子たち^^
行先は、前から誘われていた、青木琢磨くん主催の「レン耐」@桶川モータースポーツランド大会。自宅から約50km、125ccですからもちろん高速道路は使わず、下道使いの片道2時間ほどのツーリング。12時集合のレースだったので、うちを出たのが10時ごろ。だんだんと陽が昇って、荒川沿いの土手は菜の花も咲いていて、あぁ春なんだなぁ、って気持ちのいいツーリング。
取材でもないし、行くよとも伝えてないし、いやだったら引き返せばいいやぁ、って軽~い気持ちで走りだしたのでした。
ヘルメットに仕込んだbluetoothインカムにケータイを同期させて、ネットで1000円くらいで買った、オータさんと偶然おそろい(笑)になったスマホホルダーに取りつけて出発。走ってる最中はAmazonMusicかなんかかけちゃったりなんかして、のーんびり。
バイクはこの冬に買ったCB125Rです。先月の締め切り明けには<>ココ行ったんだっけなぁ。よく走るオートバイがあると、お出かけしたくなっちゃってしょうがない。イベントとか、美味しいご飯屋さんとか、なんだかいつも気にしてるような(笑)。お、ココ行ってみたいな、って思うとすぐに行けちゃうのがオートバイのいいところですよね。
埼玉県の自宅から埼玉県の桶川スポーツランドへ、国道と県道を乗り継ぎながらのツーリング。ビッグバイクとかクルマで行くと、高速でぴゃっと着いちゃう距離なのでちょうどいい。カチャカチャとギアチェンジ、あんまり高回転まで引っ張らないで、最高速度60km/hくらい。
いいな、こののんびり感。わざわざ手間かけてたどり着く50km先の目的地って、素敵やんw 映画で一躍有名になった「埼玉」、なかなか気持ちいいです。
いつもは高速で素通りする国道わきのショップとかスーパーとかカフェとかね、いろいろ発見しながら走っていくの、すごい楽しかった♪ 2時間ばかり走って桶川スポーツランドに到着。何だ、もう着いちゃったよ、なんて思っちゃったほどでしたから、楽しかったんだろうなぁ。
レン耐っていうのは、元WGPライダーの青木琢磨くん主催の「レンタル耐久」の略。マシンはもちろん、装具もヘルメットも、自分で持ってなくたってぜんぶレンタルできるミニバイクレースです。
マシンは新たにモンキー125が加わって、今はGROMとモンキー125がメイン。最初から使っていたApe50/100も残っていますが、50はどんどん減って、ノーマル125ccのレースになりつつあります。
琢磨くんに聞いたところでは、125ccのミニサイズがレース初心者にいちばんイイんだそう。
「50ccだと少し非力だし、ミニコースに125ccのノーマルがちょうどいいんだよね。サイズは、NSR50/80のサイズだと窮屈で本格的過ぎて、フルサイズの125ccでは女のコが足つき悪いの。だからGROMとモンキー125ってちょうどいいんだよね。お、ナカムラっちも125DUKE乗ってたよね、今はCB125Rに買い替えたのかー、いいじゃんいいじゃん」と拓ちゃん。
125ccがちょうどいいって気持ち、よくわかるなぁ。それが、僕が125DUKE→CB125Rと乗り継いだ理由だし、トバそうったってスピード出ないからねw サーキットなら、筑波のコース1000では100km/h出ないかな、袖ヶ浦の2コーナー先の下り坂ストレートで100km/hオーバーするくらいだと思います。
桶川で2時間ほど知り合いの応援したり、理子に絡まれたりw、夕方に寒くなっちゃう前に帰りました。帰りも、来た道とちょっと違うルート走ったりして、また2時間弱。途中、いつも使う高速道路の入り口を見たときには「あぁ、いつもここ使うんだっけな。これ乗ったら30分でウチ着くなぁ」なんて考えたり。
でも、帰り着くまで雨にも降られず、気温も下がりすぎず、いーいツーリングでした。ちなみにCB125Rの今日の燃費は、約110km走って、帰り道の給油は2.4L(!) ガソリン代、330円とかでした(笑) すげーなこの経済性w これも125ccのよさですね♪
帰って夕方、子どもらとキャッチボールして風呂はいって、一日オシマイ。
子どもらにウソついて出かけたとはいえw、今日の僕、よきお父さんでした♪
次は友だちに教えてもらった、朝霞の美味しいうどん屋さんでも行くかな。
写真・文/中村浩史