運転に自信が持てず、公道に出るのが不安と感じている方、必見です。ヤマハが全国各地で開催している「YRA 大人のバイクレッスン」は、発進さえ不安だった人がたった一日で公道ツーリングまで出られる充実のプログラム。そして、安全安心のバックアップ体制がすごい! 一日の内容を細かくご紹介します。

「バイクのまたがり方」から始まる徹底した基本レクチャー

朝8時半、今回の会場である東京サマーランドに続々と参加者の方が集まってきました。この日の一般参加者は15名です。受付を行なっているのですが、なんとも空気が重い……。

画像: 受付で誓約書にサインをします。万が一のための保険も料金に含まれています!

受付で誓約書にサインをします。万が一のための保険も料金に含まれています!

8時45分、レッスンスタートです。まずはYRA(ヤマハライディングアカデミー)のインストラクターとスタッフが挨拶から始まります。

画像: 朝の天気はいまいちですが、路面はほぼ乾いています。天候不順の場合は中止、その際はメールで前日に連絡されます。

朝の天気はいまいちですが、路面はほぼ乾いています。天候不順の場合は中止、その際はメールで前日に連絡されます。

画像: インストラクターの挨拶とともに、一日のプログラムの説明。参加者のみなさん何とも表情が硬かったのですが、その理由がこのあと分かります。

インストラクターの挨拶とともに、一日のプログラムの説明。参加者のみなさん何とも表情が硬かったのですが、その理由がこのあと分かります。

そして、今度は参加者の方々も挨拶を行ないます。「みなさんのバイク歴を教えてくださーい」ということで自己紹介タイムとなりました。

「免許取得から一年ほどになりますが、そろそろ悪いクセが出てきた気がして今回参加してみました!」

うんうん、なるほど。

「使用されるバイク、トリッカーの購入を検討していまして、受けてみました!」

へえ、そういう利用の仕方もあるんですね。たしかに一日中乗れて、トレーニングもできるからコスパが高い!

そして、重い空気の理由が分かりました。

「出産でバイクから離れてしまって、久しぶりなので受講してみました」

「二十数年ぶりにバイクに乗ります」

「免許だけとって、そのままで。公道に出たことは一度もありません」

「二十五年ぶりにリターンしようか迷っていますが不安で……」

運転そのものに不安を抱いている方がこのレッスンを受ける大半です。

重かった空気の理由は「緊張」でした。男性も女性もリターンの方も免許取りたての方もおしなべて緊張されています。

それを「うんうん、大丈夫ですよ! ここはそういった人たちのために開催しているスクールですから」とインストラクターさんたちは笑顔で返答。少しずつ緊張がほぐれていくのが分かります。

そして美環ちゃんの出番、やや困り顔で正直に切り出しました。「すいません、私、週3日くらいバイクに乗っています……」

画像1: 運転そのものに不安を抱いている方がこのレッスンを受ける大半です。

みなさんが不安を打ち明けた後だったため、どうなることかと思ったら、どっと笑い声があふれました。いい感じにリラックスできたところでスタートです。

まずは体操、怪我の予防はもちろんですが、久々に乗車姿勢を取ると筋肉痛になったりもします。緊張を解く意味でも、なるべく身体をほぐすのが大切ですね。

それから記念撮影へ。「YRA大人のバイクレッスン」では毎回行われているとのこと。後日、受講者専用のサイトから欲しい画像をダウンロードできますよ。

みなさんヤマハの「Yポーズ」で決めてくれました!

さあ、エンジンをかけて、慣熟走行だー!

……とはなりません。

画像2: 運転そのものに不安を抱いている方がこのレッスンを受ける大半です。

ここではエンジンのかけ方よりもさらに前段階から教えてくれます。これがアクセル、これが前輪ブレーキ、後輪ブレーキは右足、クラッチは左手です、と順々に丁寧に説明。

画像3: 運転そのものに不安を抱いている方がこのレッスンを受ける大半です。

ここでみなさんの緊張が一気に解消されるのが見て取れました。そう、YRA大人のバイクレッスンは、基礎知識の復習から始まるのです。

なんなら免許がない人でも、一日で乗れちゃうくらいの丁寧な説明でした(冗談です。免許がない方は参加できませんのでご了承ください)。

続いて、跨り方、降り方とスタンドの払い方、出し方。

画像4: 運転そのものに不安を抱いている方がこのレッスンを受ける大半です。

そしてスタンドを出した状態で乗車姿勢の確認。これ、意外と教習所でしっかり教えてもらえない項目だと思いました。

座る位置、姿勢、腕の曲げ具合、ステップへの足の置き方。基本の乗車姿勢とその意味を詳しく教えてくれます。意外と長く乗っている人でも、クセがついてしまい、基本を忘れがち。乗車姿勢の意味を理解するのって、かなり大切なことです。

画像5: 運転そのものに不安を抱いている方がこのレッスンを受ける大半です。

興味深かったのはブレーキを握る指のレクチャーでした。

「4本でも3本でも2本でもいいですよー! 1本は力が入らないからやめましょー! どれがいいか分からない方はまず4本で握ってみてくださーい!」

教習所では4本で、と教わった人が大半でしょう。より実践的なアドバイスをしてくれます。

画像: 講習中はけっこうおしゃべりできます。教習所の規律に苦しめられた方も安心です。

講習中はけっこうおしゃべりできます。教習所の規律に苦しめられた方も安心です。

それぞれの車両にまたがり、スタンドを払い、エンジンをかけたのは、9時半過ぎのこと。ここまで開始から約1時間かけられていることから、どれだけ初心者向きのスクールか、ということが分かっていただけると思います。

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