約3000本の桜が
直線7キロに渡って咲き誇る
二十間道路の「桜並木」(北海道)
新ひだか町静内田原から静内御園までの直線路は、新冠御料牧場を視察する皇族方の行啓道路として造成、幅が二十間(36m)もあることから二十間道路と呼ばれるように。
桜の植栽は大正5年(1916年)からで、当時の同牧場職員が近隣の山からエゾヤマザクラなどを移植。いまでは日本一の桜並木と称され、「日本の道百選」、「さくら名所百選」など数々の栄誉に。
大正、昭和、平成、そして令和へと受け継がれる長大な桜並木を、令和元年となる今年、見に行ってみませんか?
菜の花に埋め尽くされた丘陵地で
童心にかえり花の迷路に遊ぼう!
横浜町の「菜の花大迷路」(青森県)
作付面積は約50ヘクタールで、日本一の規模! 見渡す限りの真っ黄っ黄、広大な菜の花の丘は巨大迷路になっていて、眺めるだけじゃなく楽しむこともできるのだ。
「菜の花大迷路」は菜の花の開花期間中、毎日開園。一昨年の迷路は北海道新幹線開通1周年を祝って五稜郭の形、昨年の迷路は横浜町制施行60周年を記念した横浜町の町章マーク、さて今年はどんな迷路? おもてなしの心も満開、北国の春は盛大です。
この組み合わせは人の心を打つ
そう思わせる、桜と山と大地と空
小岩井農場の「一本桜」(岩手県)
2007年のNHK連続TV小説「どんど晴れ」で有名になった一本桜(エドヒガン)。背景は県の主峰・岩手山、力強く根を張っているのは小岩井農場の緑の大地。
澄み渡る5月の北国の空に、満開の花々を誇らしげに広げるその姿は、あまりにも絵になりすぎ。開花時期はクルマで大渋滞。バイクで行ってよかったと、心底思いました、はい。
日本を代表する美しい棚田
5月は水鏡の絶景が見られる
十日町市の「星峠の棚田」(新潟県)
2009年のNHK大河ドラマ「天地人」のオープニング映像に使用されて以来、全国からファンがやってくる星峠の棚田。
棚田風景の数多い松代・松之山地域でも特に美田とされている。5月から6月にかけては田んぼに水が張られて水鏡となり、朝焼けや青空を映し込んでとりわけ美しい!
究極の「砂遊び」はアートになる
繊細で迫力に満ちた砂像の数々
2019吹上浜 砂の祭典(鹿児島県)
南北約47キロにわたる広さで、日本三大砂丘のひとつに数えられる吹上浜。「砂の祭典」は1987年から始まった日本初の砂のイベントで、日本各地の砂像連盟メンバーや、世界で活躍するプロの砂像作家も参加し、大小合わせて約100基以上もの砂像が!
今年の砂像テーマは「リトルモンスター~Change The World~」。日常にありふれた風景や生き物を巨大かつ繊細な砂像で表現することで「日常」が「非日常」に感じられる世界観を創り出すという。
いかがでしたか? 遠方の地を中心に揃えましたが、今年も4月26日から11月30日まで、高速道路が低額料金で乗り降り自由になるETC「ツーリングプラン」が発売されますので、お得に活用してロングツーリングをぜひお楽しみください!