中型バイクとして非常にレアなクロスオーバーモデル、ホンダの400Xが大きく進化した。最大のハイライトはフロントの19インチ化で、アドベンチャーモデルらしい、高い走破性を獲得。スタイリングもさらに洗練されたものとなり、存在感を大きく増した充実進化となっている。気になるその実力を試乗検証してみよう。

Honda 400X 主なスペックと価格

全長×全幅×全高:2140×825×1380mm
ホイールベース:1435mm
最低地上高/シート高:150mm/800mm
車両重量:196kg
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量:399cc
ボア×ストローク/圧縮比:67×56.6mm/11.0
最高出力:46PS/9000rpm
最大トルク:3.9kg-m/7500rpm
燃料供給方式:PGM-FI
燃料タンク容量:17L
キャスター角/トレール:27度30分/108mm
変速機形式:6速リターン
ブレーキ形式 前・後:φ320mmディスク・φ240mmディスク
タイヤサイズ 前・後:110/80R19・160/60R17
メーカー希望小売価格:消費税10%税込82万6100円

ディテール&足つき性をチェック!

画像: アドベンチャーらしい、コントロール性に優れたワイドバーハンドルに、ナビゲーションなどのアクセサリー装着を容易にするマウントバーも採用。

アドベンチャーらしい、コントロール性に優れたワイドバーハンドルに、ナビゲーションなどのアクセサリー装着を容易にするマウントバーも採用。

画像: 兄貴分のCB650R、CBR650Rなどと同タイプの反転表示液晶デジタルメーターを採用。タコメーターやギアポジション表示など、機能も多彩だ。

兄貴分のCB650R、CBR650Rなどと同タイプの反転表示液晶デジタルメーターを採用。タコメーターやギアポジション表示など、機能も多彩だ。

画像: フロントの19インチ化により、さまざまな走りのステージで安定した走破性を発揮できるよう進化。タイヤはダンロップのトレールマックスを標準装着する。

フロントの19インチ化により、さまざまな走りのステージで安定した走破性を発揮できるよう進化。タイヤはダンロップのトレールマックスを標準装着する。

画像: スイングアームは長めのタイプ。細身のキャストホイールが特徴的。アシストスリッパークラッチも標準装備され、扱いやすさを格段に向上させている。

スイングアームは長めのタイプ。細身のキャストホイールが特徴的。アシストスリッパークラッチも標準装備され、扱いやすさを格段に向上させている。

画像: CBR400Rと同様に、2本出し風デザインのサイレンサーを持つエキゾーストを新採用。スタイリッシュな形状は外観イメージの向上にも貢献している。

CBR400Rと同様に、2本出し風デザインのサイレンサーを持つエキゾーストを新採用。スタイリッシュな形状は外観イメージの向上にも貢献している。

画像: テールランプのデザインは従来型に近いものだが、ブレーキランプはLEDを採用。ウインカーもCRFラリーなどと同タイプの、細身のLEDを装備する。

テールランプのデザインは従来型に近いものだが、ブレーキランプはLEDを採用。ウインカーもCRFラリーなどと同タイプの、細身のLEDを装備する。

画像: 従来型をより洗練させたデザインのフロントマスク。精悍な吊り目風のヘッドライトはLEDで、スクリーンも上面を20mm長くして防風性能を向上させている。

従来型をより洗練させたデザインのフロントマスク。精悍な吊り目風のヘッドライトはLEDで、スクリーンも上面を20mm長くして防風性能を向上させている。

画像: スイッチボックスは近年のホンダのスポーツモデルと同様、ホーンボタンを大きく取った新デザイン。グリップも樽型の握りやすい形状。

スイッチボックスは近年のホンダのスポーツモデルと同様、ホーンボタンを大きく取った新デザイン。グリップも樽型の握りやすい形状。

画像: シート高:800mm/身長:176cm・体重:62kg

シート高:800mm/身長:176cm・体重:62kg

上体が直立し、肘と膝の曲がりに余裕があるゆったりしたポジションで長時間の連続走行でも肉体的負担は少なめ。シート高は前モデルより5mm高くなっているが、シート前側側面を削ったことで足着き性への影響はない。

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