ブリヂストンと言えば乗用車や商用車はもちろん、二輪&四輪のモータースポーツでの活
動を含めあらゆるシーンで知られている世界シェアナンバーワンのタイヤメーカーだ。バ
イクでは高性能のタイヤ・バトラックスシリーズがお馴染みだが、そんなブリヂストンの開
発の拠点である栃木県のプルービンググラウンド(テストコース)にweb オートバイ編集部
と梅本まどかで突撃取材! 一体、どんなテストをしているのか注目だ!!
(※取材は2018年10月に行なっています)

年間13 万本のタイヤテストを行なう開発の最前線

まずはプルービンググラウンドの説明から。ブリヂストンでは世界8 カ国、10 カ所にプル
ービンググラウンドを設けているが、その内のひとつが今回の取材先、栃木県那須塩原市に
あるプルービンググラウンドだ。ここではクルマやバイク、それに中・大型トラックやバスまで200 台を超えるテスト車両を保有しており、年間では13 万本のタイヤのテストを行なっているのだ。

画像: 年間13 万本のタイヤテストを行なう開発の最前線
画像: 栃木県のプルービンググラウンドは1977 年に開設。全長3.9km の高速周回路や、直径110m のスキッドパッド(意図的に滑りやすくした路面)のほか、世界各国の路面を再現したコースなども設定。

栃木県のプルービンググラウンドは1977 年に開設。全長3.9km の高速周回路や、直径110m のスキッドパッド(意図的に滑りやすくした路面)のほか、世界各国の路面を再現したコースなども設定。

二輪用タイヤをテストするライダーはこの人たち!

二輪のテストライダーとして活躍するのは4 名。ほか外部のライダーがテストに協力している。いずれもブリヂストンのプルービンググラウンド、実車試験部に所属している。

※名前より下の項目は以下のとおり

●入社年
●テストライダー歴
●趣味
●印象に残るタイヤ銘柄
●業務に対して普段から気をつけていること

画像1: ブリヂストンのテストコースに潜入! 最前線のテスト現場を取材してきました!

☆西村元宏(にしむらもとひろ)さん

●2010年入社。
●3年半。新卒で入社して別部署に所属していたが、希望して現在の職種に。
●サッカー、ゴルフ、ランニング。
●バトラックス・BT090(所属した時に最初に担当した)
●特にこれといったものはないが、クルマで通勤しておりその時にタイヤの挙動を感じとるようにしている。

画像2: ブリヂストンのテストコースに潜入! 最前線のテスト現場を取材してきました!

☆長原明広(ながはらあきひろ)さん

●1998 年
●22〜23 年。以前からタイヤテストに関わりがあったため中途で入社。
●ワイン。10 年くらい前から。
●バトラックス・S21(担当だったので思い入れがある)
●平日はお酒を飲まないこと。週末だけ飲む。二日酔いとかありえない! それとスーパースポーツモデルは感覚がわからなくなるので冬でもウインターグローブはしない。でも、アドベンチャーモデルに乗る時くらいは履く。

画像3: ブリヂストンのテストコースに潜入! 最前線のテスト現場を取材してきました!

☆持田晃(もちだあきら)さん

●1992 年入社。
●26 年。元々は四輪のタイヤテストドライバーで、趣味でモトクロスやエンデューロを楽しんでいたが、オフロード系のタイヤの開発にあたって二輪も手がけることに。
●趣味は前記で記載。
●四輪のテストが長かったので、特定の銘柄を揚げることは難しい。でも、四輪の新車装着のタイヤは完成度が高いので、すぐにインチアップするのは止めて欲しい思いがある(笑)
●特にないが強いていえば体力増強をかねて週1回ランニングするくらい。あと子どもとサッカーをやっているので一緒にやっている。

画像4: ブリヂストンのテストコースに潜入! 最前線のテスト現場を取材してきました!

☆森兼正明(もりかねまさあき)さん

●2003 年入社。実は20 年以上前に当時、レース用タイヤの開発で外部のテストライダーとして協力。その後2003 年にテストライダーとして配属された。
●前記にならう。
●最近は大学生の子供がバイクでのレース参戦・活動するにあたりガレージをDIY して楽しんでいる
●バトラックス・BT-002 ストリート。レース用のタイヤを公道で扱えるスペックに仕立て上げた思い入れのあるタイヤ。
●50 歳なので、体力が落ちないように普段ジムに通ってトレーニングする。あとは開発のみんなと定期的にオフロードコースにてトレーニングをしたり、サーキットコースを走行して目を慣らしたりライダーとしての能力を維持している。

This article is a sponsored article by
''.