見た目の演出効果に加えて被視認性も上がることがメリット
横方向に流れるように点滅するシーケンシャルウインカーは国内の道路運送車両法で禁止されていたが、14年10月の法改正で使用が解禁された。
ただし車検に対応するのは各種の審査基準を満たしてEマーク(50R)を取得している製品のみなので注意が必要だ。
LEDウインカーのラインアップ拡充に取り組んでいるキジマのシーケンシャルウインカーシリーズはすべてEマーク取得品。
LEDチップの輝度はもちろん、基板の耐久性やレンズのクリアさ、ウインカーボディの強度、精度までに拘った仕上がり。
WEBで販売されている激安の海外製品を買って後悔したという話もよく聞くので、Eマーク付きの製品を選んでおけば安心だ。
このTRタイプは長さ66㎜×幅25㎜のアルミダイキャスト製ボディに6個のLEDチップを組み合わせた人気モデル。
奇をてらったデザインではないので、どんなジャンルのオートバイにもマッチする。
取り付けは純正ウインカーと交換するだけだが、純正ウインカーに電球を使っている場合はノーマルのウインカーリレーからICウインカーリレーへの交換が必須。
純正ウインカーがLEDの場合も車種によってはICリレーが必要になることを覚えておこう。
高輝度LEDが流れるようにキレのある点滅を行うので被視認性は文句なし。
流れる速度もせわしなさ、まどろっこしさのない適度なリズムで、これみよがしな嫌みもない。
この『TR』のほかにバータイプの『TRX』やテールランプ機能も備えた『TRD』もあるから、車体デザインとのマッチングや機能で選ぶといい。
注目度と安全性を同時に高めるお手軽カスタマイズとしてお勧めできる。
Photo:赤松 孝、南 孝幸 Model:梅本まどか