ホルコム仕様のサスペンションを分解
こちらがホルコム仕様の前後サス。ザックスのZFクローズドカートリッジサスだ。
サスペンションに関しては、分解したものの撮影許可をもらった。とはいうものの、RR2Tレーシングの中身を、シムスタッキングで仕様変更したものだと言う。
リアショックのバンプラバーは、左のものに換装してある。右よりも、プログレッシブ性があり、柔らかい。底付いたときのショックを和らげてくれる。こちらは、20MYにも採用された。
シムスタッキング。サスペンションをばらしてセットアップできる人なら、見てもわかるのだろう…編集部には、残念ながらこれをみて何かを判断する知識はない。
リアショックのピストンは、スタンダードより大きな容量を持つものを使うようになった(右)。スタビリティに寄与している。これも、ファクトリーから市販車へフィードバックされた仕様。
ダストシール、オイルシールにはSKFを使う。これも、スタンダードと同様。
サスペンションスペシャリストのイヴァン・ザノーネ。95年からベータのトライアルセクションで働いているベータ生粋のメカニックだ。