ホンダドリームCB750フォア[K0] 1969 年8 月

●空冷4ストOHC2バルブ並列4気筒●736cc●67PS/8000rpm●6.1kg-m/7000rpm●220kg●3.25-19・4.00-18●38万5000円
ホンダ初のダブルクレードルフレームに量産車世界初となる4ストOHC4気筒エンジンを搭載。そのエンジンが生み出す圧倒的なパフォーマンスに加え、前輪ディスクブレーキや4気筒を主張する4本出しマフラーの美しい輝きで一躍日本のオートバイを代表するイメージリーダーとなった。
ヤマハトレール250DT-1 1968 年3 月

●空冷2スト・ピストンバルブ単気筒●246cc●18.5PS/6000rpm●2.32kg-m/5000rpm●123kg●3.25-19・4.00-18●19万3000円
それまでのロードスポーツから派生したスクランブラーとは異なり、オフロードで有効な軽量車体とエンジンを備えた近代オフロード車の原点。チューニングパーツも豊富に用意されていて、30PSまでチューニングが可能だったこともあり、日本におけるモトクロスを本格的に普及させる原動力となった。
冨士重工業 ラビット90 ハイスーパーS211 1966 年

婦警用の白バイとして寄贈されたこともあるハイスーパーS211がラビット最終形となった。1966年から68年まで2万台以上の生産を記録。
カワサキ W1 1966 年 9月

●空冷4ストOHV2バルブ並列2気筒●624cc●47PS/6500rpm●5.4kg-m/5500rpm●199kg●3.25-18・3.50-18●32万8000円
メグロK2型500ccをベースに8mmボアアップしたOHVエンジンは4速ミッションとは別体構造で、シリンダーヘッドはアルミ製。メカニズムも英国車のイメージで、リアブレーキは左、シフトペダルが右。
ホンダ リトルホンダP25 1966 年7月

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●49cc●1.2PS/4200rpm●0.25kg-m/2500rpm●45kg●2.25-17・3.50-17●2万9800円
空冷4ストエンジンを自動遠心クラッチなどのドライブユニットとともに後輪に組み込むというユニークな機構を採用。始動用でもあるペダルを使えば、人力のみでの走行も可能だ。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

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