プロの仕事はスタッフの「人間力」から生まれる
皆さん、こんにちは! 梅本まどかです。
全国のホンダドリームで、魅力的なスタッフさんの人柄に迫るこの企画。
今回は埼玉県さいたま市の『ホンダドリームさいたま中央』で、代表取締役の星野宏さんと店長の原恭志さんにお話を聞きました!
Honda Dream さいたま中央
埼玉県さいたま市中央区上峰2丁目-9-17
TEL.048-851-0720
[営業時間]10:00〜19:00
[定休日]毎週水曜日、第3火曜日
代表の星野さんは、長年に渡り埼玉県を中心にオートバイの販売・修理ショップを展開してきました。
現在は、ホンダドリームさいたま中央とホンダドリームふじみ野の、ふたつのホンダドリームを手がけています。
そんな星野さんの前職は、なんと商社の営業職。
まったく異なる業種から二輪業界に入ると決めた時には、まず最初に、自分自身が二輪自動車整備士の資格を取ることから始めたそうです。
「オートバイの仕事をするなら資格を取るのが当たり前と思ってね」
そしてそれは「スタッフは全員、整備も接客も両方できたほうがいい」というお店の方針にも表れています。
現在、ホンダドリームさいたま中央のスタッフさんは20代の若い世代が中心ですが、その大多数が整備士資格を取得済みだとか。
「やっぱりトークができないといけないし、バイクのことをちゃんとわかっているスタッフじゃないと、お客様の生命を預かるバイクを販売できない。お客様の様々なご要望にお応えできるためにも、スタッフはオールマイティーじゃないとね」
そう語る星野さんだけに社員教育も独特で、バイクの話はほとんどしないのだそうです。
「新しいモデルが出たら、ちょっと話すことはあるけどね。でもそれよりスタッフには、世界中の偉人の言葉や、書物から引用して、人生の話や、生きるために必要な話をする。ホンダ車のプロフェッショナルとして、質の高いサービスをお客様に提供するためには技術も必要だけど、『人間力』を高めることも大切なんだよ」
実際、ホンダドリームさいたま中央をまとめる店長の原さんは、そんな星野さんの人間性に惹かれて入社したそうです。
「30年以上社長のもとで働いていますけど、最初の出会いは高校時代に、社長の店でバイクを購入したときなんです。いろんな話を聞くうち、『面白いおじさんだなぁ』と思ったのが、入社のキッカケですね(笑)」
店長として気をつけていることは、初めてのお客様でも入りやすいお店の雰囲気づくりと、親しみやすくも節度を保った接客。
国道17号という幹線道路沿いの立地の良さもあり、幅広いホンダユーザーが訪れるため、つねに充実したラインアップを提供することも意識されているそうです。
「この辺りは125㏄バイクが通勤にすごく使われるので、スクーターなど小排気量モデルもしっかり揃えるようにしています。また、通勤では原付二種を、趣味では大型バイクに乗るお客様も多くいらっしゃいますよ。」
ホンダ二輪車の全車種を取り扱うホンダドリームだからこそ、それぞれのお客様の用途にあわせた車両の提案ができるというわけです。
「お店は17号の下り線沿いで交通量が多く気持ちよく走ってしまって、『お店の前を通り過ぎちゃいました』と言われることがあります(笑)。
黒地にシルバーのウイングマークを目印にお越しください! もし通り過ぎても焦らずにいらしてくださいね(笑)」
Honda二輪車の全車種を取り扱う唯一の専門店!
「Honda Dream」はホンダのフルラインアップを取り扱う唯一の専門店です。
充実した設備のもと、確かな技術・知識を持つバイクのスペシャリストであるスタッフが、購入の相談からアフターサポートまで高品質なサービスを提供しています。
駐車場への通路を挟んで2棟建てになっているホンダドリームさいたま中央。
1棟は新車ラインアップとホンダのオリジナルアパレルギアを、もう1棟ではホンダドリームの認定保証中古車を取り揃え、どちらもスッキリと見やすい展示となっています。
バイク20台、クルマ10台を駐められる大型駐車場を完備しており、整理整頓の行き届いたサービス工場も、複数台を同時に整備できる広さがありました。
今月のな・る・ほ・ど
「社員は人間力を高めて欲しい」という星野代表の言葉が印象的。
高品質なサービスの提供には、技術と人間力の両方が必要なんですね。
原店長の巧みな話術も素敵でした!
取材協力:ホンダモーターサイクルジャパン 写真:松川 忍