冬でも始動性はバッチリ! 軽さがすぐに体感できるほど軽量化に貢献
さっそくエンジンをかけてみると…
もちろん、セル、一発始動!
新品のバッテリーなので当然といえば当然ですが、バイクが元気になったかと思うくらい軽快にセルが回ります!
それよりも、とにかく軽い!
CRF250Lのバッテリー搭載位置は、マスの集中している車体の中心くらいにあるので、軽さを体感しづらいかなぁ…と思いましたが、バイクの引き起こしや取り回しから軽さを実感できます。
オフロードへ行くとその恩恵がさらに実感できました! 車体が軽くなるだけで、自分がちょっと上手くなったんじゃないかって錯覚するくらいです(笑)
ワタクシのCRF250LはマフラーをMUGENのツインマフラーに変えていて、純正マフラーにくらべて3〜4kg軽量化しているはずなのですが、そのマフラーを変えた時よりも車体が軽く感じたほど。
たった2kgの軽量化でこれほどまで走りが軽快になるとは思いませんでした。
グリップヒーターなどの消費電力を増やしても大丈夫?
軽さや始動性の他にも、バッテリーをリチウムイオン化して気になるのは、グリップヒーターやETCなどの消費電力を増やしても安定して使えるか、というところですね。
ワタクシのCRFもグリップヒーターやETCを搭載していますが、鉛バッテリーの時と同様、今のところまったく問題ありません。試しに電熱ウエア上下も同時に使用してみましたが問題なく使えました。
もちろん全てのバイクで同じようにはいかないとは思いますが、純正バッテリーとジェネレーターの発電容量で使える範囲でしたら、リチウムイオンバッテリーに交換しても問題なく使用できると思います。
気になる耐久性や低温スタート時の始動性は?
もうひとつ気になるのはリチウムイオンの耐久性ですね。
リチウムイオンに交換して約2ヶ月ほど経ちましたが今のところまったく問題ありません。今年の冬は比較的暖かく、暖冬だとは思いますが、氷点下の朝でもセル一発始動でした。
もちろん、まだまだ新しいバッテリーですし、しばらく乗っていなかったわけではありませんので、耐久性に関してはさらに調査してみる必要があります。
【おまけ】充電はリチウムイオンバッテリー専用か対応の充電器を
リチウムイオンバッテリーは最大でも14Vほどの電圧で充電するのが適切です。
「サルフェーション溶解」や「回復充電」といった機能がある充電器は過電圧になりかねないので、リチウムイオンバッテリー対応の充電器か専用品を使うのがベストです。
AZ BATTERY CHARGER ACH-200
AZシリーズに対応したリチウムイオンバッテリー専用充電器もラインアップされています。
次は数カ月使用してみての耐久性や使用感などを追ってレポートしてみたいと思います。
それではまた!
写真•文:岩瀬孝昌
岡田商事「AZ リチウムイオンバッテリー」公式ホームページ
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