ホンダが2020年モデルのCBR250RRをメディア向けに公開しました。現在分かっている最新情報をお届けします。
まとめ:西野鉄兵/写真:赤松 孝・南孝幸
まとめ:西野鉄兵/写真:赤松 孝・南孝幸
予定価格は約25000円の値上げ、そのことが示す意味とは?
3月19日現在の最新情報
発売予定時期:2020年7月中旬
税込価格:84万7000円前後、グランプリレッドは88万円前後
現行モデルとの大きな変更点はカラーリングです。
今回発表されたカラーは2色。白の「パールグレアホワイト」は、同じ名称でラインナップされていますが、グラフィックを一新しました。
また、赤の「グランプリレッド(ストライプ)」も現行モデルのシンボリックなカラーとして販売中。しかし、2020年モデルではホイールはゴールドになり、よりいっそう高級感を増しています。
さて、予定価格ですが、現行モデルと比べるとそれぞれ25300円値上げしています。ホイールが金色になって値段が上がったのか? もちろんひとつの要因かもしれません。ただ何か中身の変更も期待できます。
現時点では断定はできませんが、まず、アシスト&スリッパークラッチが新たに採用される可能性が高くなっています。
さらに、エンジンの内部に手が加わる可能性も。ピストン形状の見直しなどにより圧縮比を変更、よって最高出力がさらに増すかも?(あくまで期待を膨らませた推測でしかありませんが)
CBR250RRはライバル車と比べて、現行モデルではトップの最高出力38PS。果たしてどうなるのか……。続報が入り次第お伝えします。
また、4月1日発売の月刊『オートバイ』5月号では、より踏み込んだ情報と詳しい解説をお届けします。ぜひご覧ください!
まとめ:西野鉄兵/写真:赤松 孝・南孝幸
Honda CBR250RR 主なスペックと価格(現行の国内仕様車)
※《 》内はABS仕様車
全長×全幅×全高 | 2065×725×1095mm |
ホイールベース | 1390mm |
最低地上高 | 145mm |
シート高 | 790mm |
車両重量 | 165《167》kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 62.0×41.3mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 28kW(38PS)/12000rpm |
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m)/11000rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24゜30′ |
トレール量 | 92mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70R17M/C 54H・140/70R17M/C 66H |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格(消費税10%込) | 80万3000円《82万1700円・グランプリレッドは85万4700円》 |