絶対的な信頼性を確保した上で、個性を出していくのがプロならではの技術。その内容はおおいに参考になるものなのだ。あのモデルがこんなカタチに仕上がっている!

撮影●富樫秀明、西田まさし 情報提供●ミスターバイクBG

重戦車が華麗に舞うGSX1100E(GSX750E)by POWER BUILDER

画像: 撮影●富樫秀明

撮影●富樫秀明

そのルックスからして力強いマッシブな印象を受けるGSX750E(通称ベコ)。

「そこが良くて!」とオーナーになった人が多いのも確かで、モディファイする場合は元々の個性は残す場合が多い。この750 ベコのエンジンはボアアップを施し、1260cc に。

つまり1100E をベースにした場合と同等の排気量を確保。カムも交換され、吸排気系も交換した事で飛躍的にパワーは向上。マフラーをノーマルの太い左右二本出しから集合に変更した事で車体下周りはスッキリしている。

それは足周りにも言える事で、3本スポークのキャストホイールと社外ブレーキシステムの組み合わせ方は、非常に精悍なイメージ。妙に派手な色を織り交ぜていないのも好印象だ。

テールカウル周りは「ツライチ」感が出ていて、こちらもスマートさを兼ね備えたもの。リアショックは社外品で正立フロントフォークは実はショーワ製39 φとするなど、さりげなく……実は相当な実力の持ち主。

画像: 組んだピストンはコスワースのφ 78。カムはヨシムラST-2 で、マフラーはパワービルダーオリジナルのメガホンタイプだ。「捩った」集合部に注目。

組んだピストンはコスワースのφ 78。カムはヨシムラST-2 で、マフラーはパワービルダーオリジナルのメガホンタイプだ。「捩った」集合部に注目。

画像: 油圧クラッチに変更し、レバー操作は軽い。

油圧クラッチに変更し、レバー操作は軽い。

画像: ホイールはスズキ系(と思われる)モデルの流用で、前後共18 インチ。タイヤサイズはF110/80ZR18、R150/65ZR18。フロントブレーキディスクはサンスターのRGB タイプでとても似合っている。キャリパーはAP の4ポッド。マスターはブレンボのラジアル。

ホイールはスズキ系(と思われる)モデルの流用で、前後共18 インチ。タイヤサイズはF110/80ZR18、R150/65ZR18。フロントブレーキディスクはサンスターのRGB タイプでとても似合っている。キャリパーはAP の4ポッド。マスターはブレンボのラジアル。

画像: リアショックはYSS 製で色味も統一。スイングアームはユニコーンジャパンのGSX1100S 用。

リアショックはYSS 製で色味も統一。スイングアームはユニコーンジャパンのGSX1100S 用。

画像: 三つ叉とトップブリッジはテクニカルワークス製。

三つ叉とトップブリッジはテクニカルワークス製。

画像: オーナーの清田宗雅さんは大のGSX750E 好きで、もう1台のGSX750E でTOT にも参戦(写真は昨年11 月大会のもの)。パワービルダー: http://www.power-builder.jp

オーナーの清田宗雅さんは大のGSX750E 好きで、もう1台のGSX750E でTOT にも参戦(写真は昨年11 月大会のもの)。パワービルダー: http://www.power-builder.jp

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