雪山アクティビティ3つの必須装備

1.アバランチビーコン
一人ひとりが身に着ける電波発信機兼受信機。通常の行動時は、発信状態で、誰かが埋まったら、雪上に残った者が受信状態に切り替える。最新のビーコンでは、埋まっているビーコンの数、距離、方向までグラフィカルに表示する。デジタル式、アナログ式があるが、現在はデジタル式を装備するのが普通だ。業界標準の周波数を使用していて、各メーカー、製品が混在していても使用できる。価格は2万円~5万円程度。

画像: Ortovox(オルトボックス) ZOOM+Avalanche Transceiver

Ortovox(オルトボックス) ZOOM+Avalanche Transceiver

2.プローブ
ゾンデとも呼ばれる。アバランチビーコンは性能的には0.5~1メートル以内まで場所を特定することができるが、例えば1.5メートル以上の深さに埋没している場合は、それ以上接近できないので、その分範囲が拡がることになる。ビーコンの信号である程度の場所を特定したあとは、そのプローブを雪に突き刺して、埋まっている身体の場所を特定する。長さは3メートル内外だ。
7千円~1万円程度。

画像: Black Diamond(ブラックダイヤモンド) クイックドロープローブツアー280
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) クイックドロープローブツアー280

3.シャベル
ビーコン、プローブで場所を特定したら、全員で全力で掘り出す。そのためのスコップである。堅い雪に通用する素材。1万円前後。

ブラックダイヤモンド(BlackDiamond) ディプロイ3

ブラックダイヤモンド(BlackDiamond) ディプロイ3

今回は、装備について簡単に紹介をした。次回は、もう少しだけ突っ込んで、「こんな考えは捨ててほしい」ということを書こうと思う。

画像: ホントにバイク感覚の乗り物なんですよ~

ホントにバイク感覚の乗り物なんですよ~

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