自動炊飯はめちゃ便利だぞ
さて、梅雨入りしてしまったのでキャンプシーズンまで、あと少し。いざキャンプをするその日のために、メスティンの自動炊飯を練習するのです。家で。気持ちだけはキャンプ気分だし、いざ出先で挑戦したときにうまくいかないと困るからね。
で、そもそもメスティンとは、そして自動炊飯とはなんぞやって話ですよね。
メスティンってのはトランギアってメーカーが出してる、要するに飯盒(はんごう)です。見映えが良くて安くてキャンプシーンで大人気。公式サイトによると詳しくはこんな感じ。
1925年にスウェーデン中部の街、Trangs-vikenで創業されたアルミ製調理器具とアルコールバーナーのメーカーです。スウェーデンらしいとも言える合理主義を追求したシンプルなデザインで、収納性に優れるコッヘルと熱効率の高いアルコールバーナー燃焼システムを作り上げています。トランギアブランドを付けた商品は徹底した品質管理を行う必要があると考え、スウェーデンでの生産にこだわり続けています。
んで、このメスティンと固形燃料を使って「ほったらかしで米が炊ける」というのが自動炊飯ってやつです。炊飯といえばはじめちょろちょろなかぱっぱってアレですが、そんなこと気にする必要なし! 水と米いれてほっとけばできるのです。
しかもですよ、固形燃料を使うということは、バーナーを他の調理に使うことができるので、実質ツーバーナーみたいなもの。バイクだとほとんどの場合シングルバーナーになると思うのですが、コーヒー淹れたりベーコン焼いたりしてるうちに、勝手にごはんが炊けるわけ。まじで便利よ。
そんな便利な自動炊飯に使うのは、固形燃料と、それをセットするためのゴトク。あと、ついでにタオルだけ。固形燃料は百円ショップので十分です。ゴトクは自分の場合エスビットを使ってます。カッコ良いから。でもたぶんだけど、なんでも良い。
ちなみにエスビット付属の固形燃料はイマイチ使いにくいので、自分は使いません。
さらに今回はただの白飯ではなく、干しえびの炊き込みご飯にするのです。
参考にしたのはコチラ。twitterで見かけて、「これはキャンプに最適だな」と。
白飯だと見た目が地味だし、ちょっとは気の利いたものを作りたいじゃない。というわけでコレ。材料は扱いやすいし、余分なゴミはでない上に調理の手間は普通の炊飯とほぼ変わらない。しかも映えると、メリットが多いのです。
レシピというほどではないレシピ
- 材料
白米(一合)
水(200ml)
白だし(20ml)
干しえび
- 作り方
- メスティンに水と白米と乾燥海老を投入
- 30分から一時間位放置して吸水させる
- 固形燃料に着火
- 火が消えたら蓋は閉じたままタオルに包み、
ひっくり返す(蒸らし) - 10分ほどおいたら完成
ぶっちゃけ、米と水と干しエビと白だしいれて固形燃料に火をつけてほっとくだけ。とはいえ一応写真でも解説を。
というわけで完成。簡単かつ、映えるのでオススメですぞ。
味は見たまんま。えび混ぜご飯。濃い目が良ければ白だしを増やすと良いですが、キャンプではおかずの味付けが濃いので、足さなくても大丈夫かな。
普通に白飯を炊きたいときは、干しえびと白だし入れなければおっけー。
さらなるキャンプ飯のために準備も大事
自動炊飯は一度やれば簡単なので、覚えておきたい。なにが良いかって、出来る奴っぽさをアピールできるぞ。で、次は燻製でもやろうかと。つうても簡易版ね。これも有能っぽく見えるぞ。
それとは別にですね、キャンプに向けてスイートバジルの苗を買ってきて植えました。
ジェノベーゼソースを作ろうかと。作り置きしておけばそれっぽいパスタが簡単にできるよ!
水さえやっとけば適当な園芸土でいけるのでおすすめ。
種からでもオッケーなんだけど、植えつけは6月中旬までなので、仕込んでおくならお早めに。
キャンプツーリングでもファミリーキャンプでも、ちょっとしたこだわり感を演出できるぞ。
文・写真:若林浩志
若林浩志/プロフィール
愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90とヤマハ・TDR250。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。最近はメルカリにハマっています。