ホンダ「レブル250」ライディングポジションと足つき性
身長:176cm/体重:62kg

上体を直立させるとちょうどいいハンドル位置だが、腰を引いてリラックスしたポジションを取るとやや遠く感じる。低シート高+スリムな車体で足着き性は言うことなし。後部シートも低いので跨ぎやすいことも特徴だ。
ホンダ「レブル250」タンデム・チェック

タンデムシートは小ぶりで、身長163㎝のタンデムライダーの場合、着座に関してはややタイト。タンデムに関しては、ロングランというよりはストリートユース中心の用途メインと考えた方がよさそうだ。
ホンダ「レブル250」各部装備・ディテール解説

ヘッドライトは上がロー、下がハイビームの4眼LED。ウインカーは従来の電球から、丸く光るポジションつきのLEDに改められている。

今回からギアポジションインジケーターを追加装備。燃料計、時計、ツイントリップも合わせ、実用性を一層高めた。

CBR250RベースのDOHCシングルは26PSを発揮。軽快な走りに大きく貢献する。この2020年モデルで、アシストスリッパークラッチが追加された。

シンプルな丸形のスチールマフラーはブラック仕上げ。エンドピースをつや消しのシルバーとしてシックに仕上げている。

130サイズのファットなタイヤが迫力あるフロントビューを演出。今回からサスペンションのセッティングも見直された。

スイングアームは45㎜径スチールパイプを使用。2本ショックは今回からセッティングが見直されている。タイヤはダンロップ。

大型のライト切り替えスイッチとキルスイッチは従来型から踏襲されている。

アシストスリッパークラッチの新採用や、レバーの形状変更でクラッチ操作が軽くなった。

前端を絞り込んだ形状のカスタム調シートはホールド性に優れたもの。タンデムシートは取り外しが簡単なタイプとしている。

シンプルな角形のテールランプは、従来のイメージを残しながらオーバル形状のLEDに変更。ウインカーもLEDとなった。
文:太田安治・オートバイ編集部/写真:南 孝幸