カメラ型ハンズフリーファンですか。買います。
外に出れなくて暇なんで、SNSをぼんやりとみる毎日なんですが、ふと出てきた広告に最高にイカしたカメラ型ハンズフリーファンがあったので、即購入しちゃいました。
もうね、これはすごいですよ。まず昨年くらいから爆発的にヒットしたモバイルファンってあるじゃないですか。ヤングからアダルトまでみんな使ってましたよね。
自分も扇風機型のやつを購入したんですが、めちゃ良い。デスクワークでもキャンプでも大活躍。小さいくせに風量が豊かだし、そこまでうるさくもないんですよね。
そんなモバイルファンの中でも、首からぶら下げて顔に向かって風がくるのがハンズフリーファン。ヘッドホンみたいに扇風機が二つぶら下がってるスタイルが定番だけど、これはカメラ型。シロッコファンを使って前方吸気の上方排気。
で、カメラ型してるってのがとても良い。映えるよね。
しかもドイツの名門であるところの「Rollei(ローライ)」ブランドときたもんだ。ロゴにはRolleiFlex 1920 Germanyと誇らしげなロゴがついてます。
ま、特にカメラ好きでもなければRolleiなんて知らなくて当然なので、なんかカッコ良いカメラブランドロゴくらいの認識で良いかと。
最後に発売元が浅沼商会。明治四年創業のカメラ用品大手商社で、自社ブランドのKINGには、カメラ好きならみんなお世話になってるはず。おっさん的には、「浅沼商会だからこそ、こうした商品を開発できたのだなァ」と、感慨深いのであります。
詳細はこんな感じ
形状は一眼レフモチーフって感じ。レンズモチーフを中央にみて、シャッター側が長くて、その反対側が短いのが非常に気が利いてる。左右対称じゃないのよね、一眼レフって。
操作スイッチはシャッターみたいなスイッチが二個並んでてそれぞれが独立してファンとLEDライトに対応。で、起動は長押し。最初はちょっと戸惑うね。
で、スイッチオンしたら、ファンボタンを押すたびに3段階の風力調整が可能。ファインダー部のスリットから風が出てきます。
Rolleiのロゴはプリントされてて、厚みや掘り込みはないけど、上質な感じでとても素敵。
充電は付属のUSBケーブルを使って、約4時間で満充電。実用時間は2~8時間ということなので、このあたりのスペックに不満はないかな。
あと、後ろの足を出すとデスクトップモードになります。
写真撮り忘れたけど、ストラップ部分の出来はすごく良い。Rの付いたパーツを引っ張って外してから本体に装着。製品の性質上、長さ調整が大事なんだけど、実に簡単に調整できる。
ファンとしての性能は、「まあこんなもんかな」って感じ。構造上、扇風機型にくらべるとだいぶ風の範囲も狭いし、風力も優しめ。ただ、手ぶらで使えるのとデザインの良さで、ついつい持ち歩きたくなりますな。かわいいしカッコ良い。最高だ。
ローライといえば35か二眼という気もするが
カッコ良いし値段も安いし、まじオススメ。
とはいえ、おっさん的にはいくつか気になる点も。これは世代の人はみんな気になると思うんだけど、そもそもRolleiの代表作ってコンパクトカメラのRollei35か、二眼のRolleiflexだと思うんですよね。自分もRolleiflexかRolleicordが凄く欲しかったけど、お金がなくてヤシカとマミヤの二眼にしたクチです(これらもそれはそれでとても良いカメラだった)。
で、このモバイルファン。一眼としてのデザインは実によくできてるだけにミスマッチが残念。ブランドロゴ自体はカッコ良いので、二眼のデザインもあると最高ですな。
あと、光る機能はいらん気がする。いや光るのがダメってわけじゃないけど、なんというか、割とゴキゲンな感じで光るのよ。百聞は一見にしかず。
ちなみに大人しく光るってのは出来ない。ライトをオンにしたらもうカラフル。昼光色とかの単色で光るだけならランタン代わりに使えたのに。惜しい。
スタイルが気に入ったなら買うしかない
とはいえ、このスタイルの良さに加えて良心的価格。気になったら買うしかないよね。
色々書いたけど、若林的には大満足。再びキャンプに行けるようになったらこいつをぶら下げて自慢するのだ。
若林浩志/プロフィール
愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90とヤマハ・TDR250。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。最近はメルカリにハマっています。