今どきの雨具なら軽い雨もちょろいもの
いつも雨の日程を避けてたんですが、フト思ったんですよ。「キャンプならともかく、ツーリングならちょっとくらいの雨もアリじゃない?」と。というわけでずっと避けてきた雨と向き合ってみようかと。あとせっかく買ったレインウェアが加水分解する前に使いたい。
不本意に雨が降ってくるのは嬉しくないけど、最初から雨をわかってれば気持ちに余裕もあるはず。
よし決まり。さて準備。雨の主役といえばレインウェア。冬場はワークマンのイージスが定番ですが、あれは暑すぎるので同じくワークマンの透湿レインスーツSTRETCH。ワークマンにおけるレインウェア売上第1位らしいですよ。
で、そのほか身に着けるものは、手袋と靴。グローブは、テムレスとかあれば良かったけど、防寒テムレスしかないので、普通のメッシュにしました。濡れる前提でいきます。靴はシューズカバー+ライディングシューズが最強なんだけど、こないだ破れちゃったのよね。無念。今回は長靴でいきます。
で、カバンはいつものIGAYA。日帰りなので、新調したデイツーリングバッグにするのだ。デグナーの防水サイドバッグと悩んだけど、カメラを入れるならやっぱシートバッグが良いね。
中にはカメラと着替えとタオル、工具類を入れるんだけど、念のためそれらも防水にしておきたい。若林はIKEAのフリーザーバッグを愛用してます。でかいサイズならデジタル一眼も入って便利。
あとは、GoProに防水ハウジングをつけるくらいかな。最大の懸念材料は、フロントの木工エンブレムにニスの塗りそこねがあったらヤバイ。最悪腐る。でもきっと大丈夫と信じよう。
どこに行こう、サーキットに行こう
で、Twitterを見てたらですね、こんな投稿があったんですよ。
明日って、急にもほどがある。しかしながら距離もルートも良さげだし、これは天啓。
よし行こうそうしよう。
そもそもモンCub耐久ってなによって話。
スーパーカブって割とレース活動にも愛されてるんですよね。スーパーカブ向けのレースといえば、全日本カブ耐久とか、CUB-CUPとか。あんまりレースに明るくないので他にもあるかも。で、モンCub耐久もそのひとつ。レースの趣旨はこんな感じ。
レースのレベルとしては最底辺と位置付け、motoGPが2輪のオリンピックに例えるなら
我々が始めた競技は「小学校のかけっこ」的なスタンスで
レースの楽しさをもっとたくさんの人に知ってもらう。
テーマは「大人の運動会」、後進を育てるレースではありません。
また、微力ながら2輪業界の発展に寄与する事。
簡単に言うと、参加型のユルめな耐久レースをみんなで楽しもう、みたいな。
で、愛知県の美浜サーキットで開催してるんですが、今回は練習会ということで、同じく愛知県の「しんしろカートコース」で開催されるってわけ。
特にライダーとして参戦するぜ、ってのもないんだけど、ツーリングの目的地には十分。距離も程良いし。久々のソロツーリングだぜ。
あ、今回は練習会だけど、本戦のスケジュールはこんな感じ。詳しくは公式Twitterやら美浜サーキットのHPなんかをご参考に。
2020 モンCubスプリント&耐久レース
日程:2020年11月8日(日曜日)
会場:美浜サーキット
愛知県知多郡美浜町野間馬池16
スケジュール:出走は11時より。観戦ならばそれまでに到着すれば良さそう。12時からはカスタムコンテストもあるよ。
※レースにエントリーしたい人は、コチラから。
片道2時間。雨だと写真が撮りづらい。
さて出発。あ、そうそういつもはスマホをRAMマウントに装着してるんですが、今回はクアッドロックを試してみました。スマホケースが地味になるのが難点だけど、シンプルで固定もしっかりしててなかなか良い。RAMマウントベースとの相性もばっちし。
で、道中なんですが、雨降ってると降りて写真とか撮れないですね。気持ちの余裕なくて。あと一人だと寂しい。雨っぷりは最後の動画でよろしくお願いします。
雰囲気をつかむためにスクショを一枚。
というわけでしんしろカートコースに到着。所要時間は2時間くらい。前日募集な上に雨ってことで、参加は控えめに5組チームくらい。雨あがるのを待つためにのんびり雑談ですわ。
でね、こないだからアクセルあけたときにやたら不調だったんですよ。今回もそれが悪化してたの。みんなお手すきな模様だったので、エンジンの不調を訴えてみた。
練習走行はこんな感じ。
速そうでしょ。速いよ。でも威圧感なくてなんだかおもしろいよ。
基本的にはノーマルのシルエットなんだけど、よくみるとあちこちレーシーになってるのよね。かわいいくせにカッコ良くてなかなか見ごたえありますぞ。カブレースなんて入場料もかかんないのがほとんどだし、ツーリングついでに見に行くと良いですよ。
今日わかったことは2つ。
さて、今日の結論まずひとつ目。サーキットに着いた時にIGAYAのレインカバーを外して、そのまま放置しちゃったんですよ。で、ちょうどテントからはみ出してて、頭隠して尻隠さず状態。
気づいた時には雨でベタベタ。カメラが心配になったんですが、意外にもフラップ部分だけで雨を食い止めてくれてた。そういえば防水素材を挟み込んでるとかいってたような。小雨だったらレインカバー要らない気がするくらい強い。
で、もうひとつ。帰りは雨が上がって普通のツーリングだったので、行きの2時間走行での話ですが、普通のレインウェアをバイクで使うと濡れますわ。1時間半くらいまでは大丈夫だったんですが、最後の30分くらいで雨がしみ込んできた。
そういえばワークマンのサイトでもどっかでそんな注意書きみたな…。
ワークマンのイージスシリーズはSNS等の口コミでバイカーに大好評をいただいておりますが、こちらの商品を雨の日にバイクで着用した場合、完全に防水対応できる耐水圧仕様ではございません。
バイク専用耐水圧は15,000mmとなっており、イージスシリーズではBIKERS(バイカーズ)となります。防寒対策としてのご使用であれば自信をもっておすすめできる商品になっておりますので、雨具としてのご使用をお考えのバイク乗りのお客様はご理解の上、ご購入をよろしくお願いいたします。
「透湿レインスーツSTRETCH」には書いてなかったけど、より高性能な「レインスーツSTRETCH Perfect」にはこんなことが書いてあったわ。カブで下道走行とはいえ、普通より負担掛かってるのね。もっとも、一時間以内の移動だったら全然大丈夫よ。
よし、ツーリング用に、15000mm以上の3シーズンレインウェアを買いにワークマンに行くか。
動画も見てね。
若林浩志/プロフィール
愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90とヤマハ・TDR250。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。最近はメルカリにハマっています。