東京モーターショー2019で登場したジクサー250のフルカウル版「SF」が4月24日に発売された。スズキとしては久々の油冷エンジンを採用し、ボディデザインもスタイリッシュ。しかも価格も手頃という、思わず欲しくなる1台だ。果たしてその走りは一体どのようなものなのだろうか?
スズキ「ジクサーSF250」カラーバリエーション
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スズキ「ジクサーSF250」ライディングポジション・足つき性
シート高:800mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg
ジクサー150と同じく、車格の割にシートは高い。ユーザー層を考えると、あと20〜30㎜程度低ければと思う。引き換えに膝の曲がりが少なくて長時間走行は楽。ハンドルも低すぎず、上半身にかかる負担は少ない。
スズキ「ジクサーSF250」タンデム(2人乗り)チェック
低回転時の心地よさは後ろでも分かるほどで、視界も良く、ライディングを楽しめました。グラブバーは大きくしっかりしているので握りやすく、ステップ位置も踏ん張りやすいし、シートはしっかりしたクッションで安心感を感じられます。ライダーとの距離が近いのでしがみ付くのも楽で、タンデムを楽しむことが出来ます。 (木川田ステラ)
スズキ「ジクサーSF250」女性ライダー インプレ(木川田ステラ)
油冷エンジンのフィーリングは私好み。低回転域のアクセルレスポンスが穏やかで、5000回転あたりで流せばスムーズで爽快な走りを堪能できます。
飛ばしてもサスがしっかり路面の状態を伝えてくれるので、安心してワインディングも楽しめますから、峠にもツーリングにもピッタリ。
ハンドルの位置は少し低めで、ライポジは軽い前傾姿勢ですが、タンクがニーグリップしやすく、何より車体が軽いので取り回しもラク。Uターンでも不安はありませんでした。
スズキ「ジクサーSF250」各部装備・ディテール解説
スズキ「ジクサーSF250」新型油冷エンジンの仕組みを解説した動画
文:太田安治・木川田ステラ・オートバイ編集部/写真:赤松 孝・南 孝幸