【ちなみに】90年代までのスクーターと現在のスクーターでは大きく異なるポイントがあります!
10~20年ほど前に、原付スクーターを所有していて「また乗ろう!」と考えている方へ。
いまの日本メーカーの原付スクーターは、どれも4ストロークエンジンを搭載しています。
かつては2ストローク車が主流でした。スズキ・レッツの歴史でいうと、2004年に発売された「レッツ4」から4ストローク車になっています。
4ストロークエンジンは、環境性能が高いというのが第一の特徴でしょう。
排気ガスは2ストローク車よりもクリーンで、燃費も良好です。
最近、甲高い音を立てて白煙をまき散らしながら走る原付スクーター減りましたよね! 4ストローク原付スクーターの誕生からもう15年以上たったいま、街を走るバイクのほとんどが4ストローク車に切り替わっています。
所有するうえでは、2ストローク車の場合、エンジンオイルを「つぎ足す」必要がありました。エンジンの構造上、オイルがガソリンとともに燃えて減るためです。
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対して、4ストローク車は、エンジンオイルを「交換する」必要があります。4ストローク車のエンジンオイルはほとんど減りません。ただ、質が劣化していくため、3000kmなど目安の距離を走行したら、交換しなければなりません。
エンジンオイルは、それぞれ2ストローク用・4ストローク用とまったく別の成分なので、間違えて入れてしまうと大変です。
過去に2ストロークの原付スクーターを乗っていた方はご注意を。オイルの交換サイクルなどは、バイクを買ったお店が教えてくれるはずです!
まとめ:西野鉄兵