BMWの幅広いモデルラインアップの中での、ミドルレンジをカバーするFシリーズのネイキッドスポーツがモデルチェンジして誕生したのがF900Rだ。

BMW「F900R」主なスペックと価格

SPECIFICATIONS F900R
全長×全幅×全高 2140×815×1135㎜
ホイールベース 1520㎜
シート高 815㎜
車両重量 219㎏
エンジン形式 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
総排気量 894㏄
ボア×ストローク 86×77㎜
最高出力 105hp/8500rpm
最大トルク 9.3㎏m/6500rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 13L
変速機形式 6速リターン
タイヤサイズ前・後 120/70ZR17・180/55ZR17
価格 105万7000円〜(税込)

BMW「F900R」各部装備・ディテール解説

フロントフォークは倒立タイプ、アジャスト機能を備えないシンプルなもので、ストローク量は135㎜。フロントブレーキはラジアルマウントされた4ポットキャリパーにΦ320㎜ローターをダブルで装着。スタンダードライン以上のグレードではABSプロを標準装備。

画像: 最上級のプレミアムラインにはアクティブ・パッケージが装備されていて、このパッケージにはクイックシフター機能であるギアアシストプロが含まれる。そのため、クラッチレバーを使わずにシフトペダルのみでアップ、ダウンのシフト操作をスムーズに行うことが可能だ。

最上級のプレミアムラインにはアクティブ・パッケージが装備されていて、このパッケージにはクイックシフター機能であるギアアシストプロが含まれる。そのため、クラッチレバーを使わずにシフトペダルのみでアップ、ダウンのシフト操作をスムーズに行うことが可能だ。

画像: アサスペンションのストローク量は142㎜。最上級グレードのプレミアムラインでは、電子制御サスペンションであるダイナミックESAも装備されていて、ライディングモードの設定に応じて減衰力とプリロードのセッティングが自動的に最適化でき、好みに応じたセッティングにすることも可能。

アサスペンションのストローク量は142㎜。最上級グレードのプレミアムラインでは、電子制御サスペンションであるダイナミックESAも装備されていて、ライディングモードの設定に応じて減衰力とプリロードのセッティングが自動的に最適化でき、好みに応じたセッティングにすることも可能。

画像: スイングアームはアルミ製。ベース・スタンダード・プレミアムラインの3グレードが用意されているF900Rの中で、センタースタンドが標準で装着されているのはプレミアムラインのみ。タイヤはブリヂストンのバトラックス・スポーツツーリングT31だ。

スイングアームはアルミ製。ベース・スタンダード・プレミアムラインの3グレードが用意されているF900Rの中で、センタースタンドが標準で装着されているのはプレミアムラインのみ。タイヤはブリヂストンのバトラックス・スポーツツーリングT31だ。

画像: 優れた快適性を備えると同時に、ライディングポジションの自由度も高いシート。標準状態のシート高は815㎜だが、オプションで770〜865㎜の6段階のシート高を選択可能。パッセンジャーシートカバーでスポーティな雰囲気を強調している。

優れた快適性を備えると同時に、ライディングポジションの自由度も高いシート。標準状態のシート高は815㎜だが、オプションで770〜865㎜の6段階のシート高を選択可能。パッセンジャーシートカバーでスポーティな雰囲気を強調している。

画像: 容量13Lの燃料タンク。従来型のF800Rではシート下に燃料タンクが配置されていたが、F900Rからはエンジンの上部、ライダーの前方という一般的な配置に変更された。燃料タンク本体も金属製ではなく、樹脂を溶接した構造の軽量なものを採用した。

容量13Lの燃料タンク。従来型のF800Rではシート下に燃料タンクが配置されていたが、F900Rからはエンジンの上部、ライダーの前方という一般的な配置に変更された。燃料タンク本体も金属製ではなく、樹脂を溶接した構造の軽量なものを採用した。

画像: 多機能で視認性も良好な6.5インチサイズのTFTフルカラー液晶メーター。標準の表示レイアウトのほか、スポーツ走行向けの表示レイアウトにも切り替えられる。スマートフォンとBluetoothで接続することで機能も拡張可能。キーレスシステムも装備されている。

多機能で視認性も良好な6.5インチサイズのTFTフルカラー液晶メーター。標準の表示レイアウトのほか、スポーツ走行向けの表示レイアウトにも切り替えられる。スマートフォンとBluetoothで接続することで機能も拡張可能。キーレスシステムも装備されている。

画像: 鍛え上げられた筋肉のような力強い造形が印象的なF900Rのフロントマスクからタンクにかけてのボディライン。特にヘッドライトやバイザーが形作るフロントマスクは格闘家のコブシのようなアグレシッブな力強い造形で、スポーティな走りを視覚化して見せている部分。

鍛え上げられた筋肉のような力強い造形が印象的なF900Rのフロントマスクからタンクにかけてのボディライン。特にヘッドライトやバイザーが形作るフロントマスクは格闘家のコブシのようなアグレシッブな力強い造形で、スポーティな走りを視覚化して見せている部分。

画像: 後排気系のパーツはF900XRと共通のもの。軽快さを感じさせるサイレンサーが目立つデザインや、車体下部に設けられたチャンバーはマスの集中化を実現するために選択されている。Ø265㎜ローター&シングルピストンキャリパーというリアブレーキもF900XRと同様だ。

後排気系のパーツはF900XRと共通のもの。軽快さを感じさせるサイレンサーが目立つデザインや、車体下部に設けられたチャンバーはマスの集中化を実現するために選択されている。Ø265㎜ローター&シングルピストンキャリパーというリアブレーキもF900XRと同様だ。

画像: F850GS用をベースに開発された、排気量894㏄、270度クランクを採用するDOHC4バルブ水冷並列2気筒エンジン。F800Rのものより15㎰パワーアップ。高精度なエンジンブレーキコントロール、ダイナミック・トラクションコントロールと合わせて、あらゆる速度域で力強さを活かした走りを快適に楽しめる。

F850GS用をベースに開発された、排気量894㏄、270度クランクを採用するDOHC4バルブ水冷並列2気筒エンジン。F800Rのものより15㎰パワーアップ。高精度なエンジンブレーキコントロール、ダイナミック・トラクションコントロールと合わせて、あらゆる速度域で力強さを活かした走りを快適に楽しめる。

画像: F900RのLEDヘッドライト。コーナーリング時に進行方向を照らすアダプティブコーナリングライトを装備するなど機能面では双子モデルのF900XRと同様だが、デュアルヘッドライトだったF900XRとは大きく異なるデザインとされている。

F900RのLEDヘッドライト。コーナーリング時に進行方向を照らすアダプティブコーナリングライトを装備するなど機能面では双子モデルのF900XRと同様だが、デュアルヘッドライトだったF900XRとは大きく異なるデザインとされている。

画像: 短く切り詰められたテール周りのデザインもアグレッシブなスタイルを強調。さらにLEDを光源としてコンパクト化を追求したテールランプやウインカーと合わせて、マスの集中化を進めることで軽快なハンドリングも支えている。

短く切り詰められたテール周りのデザインもアグレッシブなスタイルを強調。さらにLEDを光源としてコンパクト化を追求したテールランプやウインカーと合わせて、マスの集中化を進めることで軽快なハンドリングも支えている。

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