ついに開幕した全日本ロードレース、全日本スーパーモト!
宮城県のスポーツランドSUGOを舞台に、8月8、9日には全日本スーパーモトの開幕戦が、8月9、10日には全日本ロードレースの開幕戦が行なわれました。
ピットでも3密回避が徹底され、グリッド整列や表彰台でも感染症対策がほどこされていましたが、今回はロードレースの会場で見られた、観戦者目線の新型コロナウイルス感染症対策について改めて振り返ります。
ご来場のお客様へ※ スポーツランドSUGO HPより
・風邪のような症状があるお客様はご来場をご遠慮ください。
・ご入場の際、非接触型体温計による検温と問診票の提出をお願いしております。
(体温が37.5℃以上の場合は入場をご遠慮いただきます)
・ご入場の際はマスクを着用ください。
・接客業務スタッフは感染防止対策の為、マスク着用させていただきます。
・施設内の各所にアルコール消毒液と除菌加湿器の設置をしております。
・接客カウンターには飛沫感染防止対策のビニールシートの設置をさせていただいております。
・各施設の拭き上げ清掃と消毒の巡回を強化しております。(受付カウンター・トイレ等)
・ピット、パドック等におけるお客様同士の間隔確保により、3密回避をお願いします。
入場前には体調のチェックを実施!
観客としてスポーツランドSUGOに到着すると、まずは入場ゲート前に設置されたテントで、「体調チェックシート」を記入。記入用の鉛筆は1回使うと回収されます。
シートの記入が終わると、次のテントでは検温が行なわれます。37.5℃以上あると入場ができないのですが、決勝日の午前10時頃、取材に伺った時点では入場できなかった方はいなかったそうです。猛暑の中、ヘルメットをかぶって走ってきたライダーの皆さんも、問題なくクリアできていました。
その後、入場ゲートに設けられたサーモグラフによるチェックをクリアすると、ようやく入場ができます。スタッフの皆さんもマスクやフェイスシールドなどを装備し、対応に当たっていました。
ちなみに、今回はメディアの入場に関しても同様の手続きを行なっています。
観客席もレストランも、ソーシャルディスタンス!
入場ゲートを通過すると場内を周遊しているバスに乗る来場者が多いのですが、ここでも最前席を空け、運転手を守るビニールシートを設置し、窓を開放するなど対策が取られていました。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で休業していたパドック横のレストラン「KUNUGI」も、全日本ロードレースの予選日である8月9日からテイクアウトメニュー対応で営業再開。また、レストラン内の座席も、観客席と同様、ソーシャルディスタンスが確保された仕様となっていました。
コントロールタワーには紫外線照射装置も!
今回は主催者もエントラントも観客も、場内にいる全員がマスク着用で感染症対策に取り組んでいました。
まだまだ予断を許さない昨今の情勢だと、今後開催されるレースやイベントも同様の取り組みが行なわれるでしょうし、参加する側としても万全の対策を取りたいもの。マスク不要の通常開催が行なわれる日を目標に、今を乗り切りましょう!
モデル/大関さおり