フラットトラックレースの最強マシンの血を引くインディアン自慢のスポーツモデル・FTR1200に新たな兄弟「ラリー」が登場した。クラシカルなオフロードテイストのスタイリングが目を惹くが、そのパフォーマンスはFTRの名にふさわしいスポーティなものだ!
インディアン「FTR ラリー」カラーバリエーション
2020年8月現在、FTR ラリーのカラー設定はご覧の1色となる。カラー名称は「チタニウムスモーク」。
インディアン「FTR ラリー」ライディングポジション・足つき性
シート高:840mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg
ハンドル幅が意外とあり、ヒザなどのゆとりもあるから、ボディサイズはコンパクトながら、写真で見るより大柄なライポジという印象でリラックスしてライディングできる。シートの座り心地は硬め。
インディアン「FTR ラリー」タンデム(2人乗り)チェック
タンデムライダー 木川田ステラ(身長163cm)のコメント
シートクッションはやや硬めですが、タンデム部の座面がスクエアでフラットな形状なので座り心地はなかなか。
ステップ位置が高いのでヒザの曲がりはややきつめですが、シートレールにグリップが備わっているのと、ライダーとの距離が近いので、体を安定させやすく、一体感のあるタンデムが楽しめます。
Vツインのパルス感とトルクフルなパワー特性を生かした豪快な走りは、タンデムしていても爽快です。
インディアン「FTR ラリー」各部装備・ディテール解説
文:宮崎敬一郎、木川田ステラ/写真:南 孝幸