特集:このバイクに乗りたい2020
1.70's王道ナナハンの個性を堪能する ── CB750FOUR、750RS、750SS
2.BREAK FREE「常識」を見直す時が来た ── X4、VMAX
3.空冷直4・400アナザーワールド ── XJ400D
「一度は乗って体験してみたい」「オーナーになりたい!」と思うバイクって、必ずありますよね。
絶対的な人気を誇るモデル、普段はあまり注目されないモデル、少し異端的に捉えられたモデル……
いろいろタイプはありますが、当人が欲したものに乗る機会があるのが、何よりベストなのでしょう。
実際に触れてみると、自分の想像以上に新たな発見があって、面白いです。貴方にもそう思うモデルが、ありますよね。
市川 仁が絶版車を斬る TDM850
国内外のあらゆる絶版車を、国際A級ライダー市川 仁がサーキットにてインプレッション。
今回は、ヤマハのTDM850です。アップライトなポジションでエンジンはツイン、荷物の積載能力も高いという、現在人気のアドベンチャーモデルに通じる魅力を持ったモデルでした。
エンジンはロードスポーツのTRX850がベースとなりますが、実はTDM850のエンジンは、型式によってクランクの位相が異なっています。そのテイストも含め、紹介していますよ!
THE〝FACTORY STOCK〟1975 CB400FOUR
人気絶版車のオリジナル度の高い車両を紹介する「ファクトリーストック」。今回は誰もが「名車」と認めるに違いない、ホンダCB400FOURです。CB350FOURに次いで登場したこのモデルは、その斬新なカフェレーサースタイルも相まって絶大な人気となりました。
排気量は当初408cc。が、自動二輪免許の中型限定制度の導入を受け、急遽398ccに変更。この対応も関係した「コスト高」の影響で、生産中止となった悲劇の名車でもありました。その一方、CB400FOURは408ccのまま輸出車として海外でも販売されたのを、ご存じでしょうか。
総生産台数の内、輸出仕様の割合の方が圧倒的に多いのです。今回の車両は北米仕様。フルオリジナルで、細部を見ると日本国内仕様とは異なる部分があります。日本の絶版車市場では、輸出仕様の方が在庫数が多いケースが増えています。その違いを、じっくり見てみて下さいね。
マニアックバイクコレクション
毎回ウイットに富んだ語り口で数々ある名車(迷車?)のツボを紹介する名物コーナー。
エンジンのタイプによる呼び方って、いろいろありますよね。今回は「バーチカルツイン」について考察。バーチカルというと「垂直な」という意味がありますが、実際直列ツインエンジンのモデルには、シリンダーが少し前傾しているものが多く、バーチカルと呼んで良いものか…。
そこで! そんな悩めるツインエンジンモデルを集めてみました。
「雨は これから」東本昌平 第59話「口笛の滑走路」
達観しているつもりなんて、ない。
まだ半ばでしかないのだから……という思いを、俺の身体が支配する。
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