自宅ではもちろん、携行性が高く旅先でも活躍する電動式エアーポンプが南海部品から販売されている。林道ツーリングを楽しむオフロードバイク・ユーザーも必見だ!
文:太田安治/モデル:平嶋夏海/写真:森 浩輔

空気圧調整作業を劇的に効率化

タイヤの銘柄に拘るライダーは多いが、空気圧は管理できているだろうか? タイヤ内の空気はゴム分子の隙間から少しずつ漏れ出し、ハンドリング、グリップ、乗り心地、燃費などに悪影響を与える。最低でも月に一度はチェックすべきだ。

画像: 南海部品「NP-D25 モバイルエアーポンプ」 税込価格:10,450円

南海部品「NP-D25 モバイルエアーポンプ」

税込価格:10,450円

調整はエアゲージで空気圧の値をチェックしてからポンプで空気を充填し、再びエアゲージを見ながら適正値に合せるという作業になるが、これを面倒に感じる人も少なくないはず。そこで試してみたのがデジタルエアゲージと小型電動コンプレッサーを組み合わせたナンカイのモバイルエアーポンプ。空気圧を任意に設定し、タイヤ側エアバルブに接続してスイッチを入れると電動ポンプが空気を充填し、設定値に達したところで自動的に停止する。

ヤマハ「MT−25」のフロントタイヤ空気圧を150kPaまで下げてからポンプを200kPaに設定し、スイッチオンから自動停止までの所要時間は約25秒。手間も労力も時間も大幅に減らせるから、手押しポンプでシュコシュコ充填するのが馬鹿らしくなる。

最大空気圧は825kPaなので自動車のタイヤでも余裕があり、付属のアタッチメントを装着すれば自転車タイヤ、浮き輪やプールといったビニール製品を膨らませることも可能。USB出力(2000mAH)、LED照明も内蔵しているから、ひとつ持っていれば何かと心強い。

画像: 液晶モニターで空気圧を設定し、エアバルブと接続。設定空気圧に達すると自動的に停止するので、エアゲージを見ながらの調整作業は不要。

液晶モニターで空気圧を設定し、エアバルブと接続。設定空気圧に達すると自動的に停止するので、エアゲージを見ながらの調整作業は不要。

ホースを含めた本体重量は約450g。ねじ込み式のホースを外して付属の収納袋に収めれば持ち運びもしやすい。

空気圧の単位はkPa、㎏/㎠、PSI、BARに切り替え可能。kPaの場合は5kPa、㎏/㎠なら0.05㎏/㎠単位で設定できる。

USB出力ポートからスマホなどへの充電もできる。エアーポンプ側の充電ポートはマイクロUSB。充電器とUSBケーブルは付属しない。

テスター太田安治の欲張りリクエスト
 
軽量コンパクトで収納性も良く、路面状態によって空気圧を調整するオフロードツーリングでも便利。エアーホース部のバルブはストレート形状だが、45度程度の角度が付いていれば作業性はさらに上がる。

画像: NP-D25モバイルエアーポンプ PR動画  www.youtube.com

NP-D25モバイルエアーポンプ PR動画

www.youtube.com

文:太田安治/モデル:平嶋夏海/写真:森 浩輔

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