日本中が待ちに待った、新生ハンターカブ・CT125が6月26日に発売された。往年のCTシリーズのDNAを受け継ぐスタイルだけでなく、トレールモデルとしての本格的な造りや高い走破性も大きな魅力。その実力がどんなものか、市街地からダートまで徹底試乗してきたぞ!

ホンダ「CT125・ハンターカブ」主なスペックと価格

全長×全幅×全高1960×805×1085mm
ホイールベース1255mm
最低地上高165mm
シート高800mm
車両重量120kg
エンジン形式空冷4ストSOHC単気筒
総排気量124cc
ボア×ストローク52.4×57.9mm
圧縮比9.3
最高出力6.5kW(8.8PS)/7000rpm
最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/4500rpm
燃料タンク容量5.3L
変速機形式4速リターン
キャスター角27°
トレール量80mm
タイヤサイズ(前・後)80/90-17M/C 44P・80/90-17M/C 44P
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
乗車定員2人
製造国タイ
メーカー希望小売価格44万円(消費税10%込)

ホンダ「CT125・ハンターカブ」カラーバリエーション

CT125・ハンターカブのカラーバリエーションは2色の設定となっている。

グローイングレッド

画像1: ホンダ「CT125・ハンターカブ」カラーバリエーション

マットフレスコブラウン

画像2: ホンダ「CT125・ハンターカブ」カラーバリエーション

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画像1: ホンダ「CT125・ハンターカブ」ストリートからオフロードまで走って分かったこと【試乗インプレ・車両解説】(2020年)

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  • 画像2: ホンダ「CT125・ハンターカブ」ストリートからオフロードまで走って分かったこと【試乗インプレ・車両解説】(2020年)
    グローイングレッド
  • 画像3: ホンダ「CT125・ハンターカブ」ストリートからオフロードまで走って分かったこと【試乗インプレ・車両解説】(2020年)
    マットフレスコブラウン
  • 画像4: ホンダ「CT125・ハンターカブ」ストリートからオフロードまで走って分かったこと【試乗インプレ・車両解説】(2020年)
    グローイングレッド
    35
    1873
  • 画像5: ホンダ「CT125・ハンターカブ」ストリートからオフロードまで走って分かったこと【試乗インプレ・車両解説】(2020年)
    マットフレスコブラウン
    65
    3450

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ホンダ「CT125・ハンターカブ」ライディングポジション・足つき性

シート高:800mm
ライダーの身長・体重:163cm・42kg

画像1: ホンダ「CT125・ハンターカブ」ライディングポジション・足つき性

800mmのシート高で車格の割に足着き性は良くない。ただ、シート前方が空いているのでシート前側に腰をずらせば身長150cm台のライダーでも不安なし。高めのハンドル位置でスタンディングポジションも取りやすい。

画像2: ホンダ「CT125・ハンターカブ」ライディングポジション・足つき性

ホンダ「CT125・ハンターカブ」タンデム(2人乗り)チェック

ライダーの身長・体重:176cm・62kg
タンデマーの身長・体重:163cm・42kg

画像: ホンダ「CT125・ハンターカブ」タンデム(2人乗り)チェック

タンデムシートのない状態でしたが、キャリアに直接座ってもお尻は痛くないし、椅子に座っているような感覚で、予想以上に快適でした。ゴムで覆われたタンデムステップはしっかり踏ん張る事ができるので、不安もありません。

大きなリアキャリアは掴めるポイントが多く、前側を掴んでラクに楽しむことも、横を掴んで顔を出して景色を楽しむことも、後ろを掴んで体を支えることもできて、かなりタンデムを楽しめます。(木川田ステラ)

ホンダ「CT125・ハンターカブ」女性ライダー インプレ(木川田ステラ)

画像: ホンダ「CT125・ハンターカブ」女性ライダー インプレ(木川田ステラ)

遠心クラッチが苦手な私でも、シフトチェンジの感触が優しく感じられて、とても運転しやすかったです! アクセルレスポンスが柔らかく、細やかな操作も丁寧にできますし、アクセルを開ければ、力強いトルクでしっかり加速してくれるので、スピードが乗るほどワクワクさせてくれます。

アクティブにコーナーを楽しんでも、のんびり流してもOK。ワイルドな部分、優しい部分を兼ね備えた、とても楽しいバイクでした。

ホンダ「CT125・ハンターカブ」各部装備・ディテール解説

画像: リング状のLEDポジションランプの中に、上下2段式のLEDヘッドライトをセット。ウインカーは大きな角形デザインのLEDだ。

リング状のLEDポジションランプの中に、上下2段式のLEDヘッドライトをセット。ウインカーは大きな角形デザインのLEDだ。

画像: モンキー125のものに近い丸形ケースを採用した反転表示のデジタルメーター。燃料計とツイントリップを表示する多機能タイプだ。

モンキー125のものに近い丸形ケースを採用した反転表示のデジタルメーター。燃料計とツイントリップを表示する多機能タイプだ。

画像: LEDテールランプはCB1100用のものに近いデザイン。LEDウインカーはクリアレンズの角形ユニットを採用している。

LEDテールランプはCB1100用のものに近いデザイン。LEDウインカーはクリアレンズの角形ユニットを採用している。

画像: 空冷OHC2バルブエンジンは、専用開発の吸排気系との組み合わせで中低速のトルクを増強。積載時の走行や登坂に強い設定とした。(写真はC125用)

空冷OHC2バルブエンジンは、専用開発の吸排気系との組み合わせで中低速のトルクを増強。積載時の走行や登坂に強い設定とした。(写真はC125用)

画像: 赤い部分がC125からの変更ポイント。C125用をベースにリアフレームを延長し、ピボットプレートを補強。剛性バランスを見直している。

赤い部分がC125からの変更ポイント。C125用をベースにリアフレームを延長し、ピボットプレートを補強。剛性バランスを見直している。

画像: ブレーキにはC125同様ディスクを採用。フロントのみの1チャンネルABSも搭載。エンジンを守るスキッドプレートも標準装備。

ブレーキにはC125同様ディスクを採用。フロントのみの1チャンネルABSも搭載。エンジンを守るスキッドプレートも標準装備。

画像: リアショックは積載にも耐える堅牢な2本タイプ。ブレーキはリアもディスクとしているが、リアにはABSは装備されていない。

リアショックは積載にも耐える堅牢な2本タイプ。ブレーキはリアもディスクとしているが、リアにはABSは装備されていない。

画像: マフラーはハンターカブらしいアップタイプ。音質にもこだわり、モーターサイクルらしい、迫力ある太いサウンドとしている。

マフラーはハンターカブらしいアップタイプ。音質にもこだわり、モーターサイクルらしい、迫力ある太いサウンドとしている。

画像: ダウンチューブカバー部分の「HONDA」ロゴや、ウイングマークバッジなど、往年のハンターカブへのオマージュを感じさせる。

ダウンチューブカバー部分の「HONDA」ロゴや、ウイングマークバッジなど、往年のハンターカブへのオマージュを感じさせる。

画像: 幅409㎜、前後長477㎜の大型リアキャリアを装備。エアクリーナーから伸びたダクトはこのキャリアの左裏に設けた吸気口につながる。

幅409㎜、前後長477㎜の大型リアキャリアを装備。エアクリーナーから伸びたダクトはこのキャリアの左裏に設けた吸気口につながる。

画像: 大型キャリアは積載性も非常に良く、大きなサイズのバッグも積載可能。キャンプやツーリングに大いに役立つ装備だ。

大型キャリアは積載性も非常に良く、大きなサイズのバッグも積載可能。キャンプやツーリングに大いに役立つ装備だ。

画像: ヘルメットホルダーは装備しないが、専用のワイヤーをフックに通すことで、このようにヘルメットを下げておくことが可能。

ヘルメットホルダーは装備しないが、専用のワイヤーをフックに通すことで、このようにヘルメットを下げておくことが可能。

文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、柴田直行

画像: 【新世代】「ハンターカブ」の排気音も! HONDA CT125にさわってきた!【岡崎静夏&大関さおり】 www.youtube.com

【新世代】「ハンターカブ」の排気音も! HONDA CT125にさわってきた!【岡崎静夏&大関さおり】

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