LEDヘッドライト採用でシャープな顔つきに!
普通二輪免許で乗れるGSシリーズのエントリーモデル「スモールGS」ことG310GSが久々のアップデートを受けました!従来モデルの魅力的な「GSスタイル」を継承しながら、新型はヘッドライトとウインカーをLED化、フロントマスクはよりシャープな印象となりました。
ボディカラーもホワイトとブルーに一新、兄貴分のイメージを踏襲するグラフィックを採用して「GSらしさ」を一層増した印象ですが、今回は特別色として、GSファミリーの40周年を記念した「コスミックブラック」も登場します。
このカラーは往年の名車「R100GS」のカラーをオマージュしたもの。ブラックの車体にイエローを各所にあしらったカラーコーディネイトが鮮烈な印象を残したモデルです。GSシリーズの40周年を記念するにあたり、GSを代表するカラーとして選ばれたようですね。
電子制御スロットル、アンチホッピングクラッチも採用!
シリンダーを後傾させ、前方吸気・後方排気を実現した、ユニークなDOHCシングルは継承しますが、新型は排ガス規制のユーロ5に対応。あわせて、今回から電子制御スロットルの「エレクトロニックスロットルコントローラー」を採用。レスポンスに磨きをかけています。
また、新型は「アンチホッピングクラッチ」も新採用。これはいわゆるアシスト&スリッパークラッチに相当するもので、急激なシフトダウン時に発生しやすい、リアホイールのホッピングを抑え、かつクラッチレバーを握る力も軽減してくれるものです。
さらに、左右のクラッチ、ブレーキレバーは今回からいずれもアジャスタブルタイプとなり、扱いやすさを向上。最新アイテムを導入しながら、機能性と扱いやすさを高めています。発表されたばかりで、日本への導入時期や価格は未発表ですが、上陸が楽しみですね。このバイクの詳細は月刊オートバイ12月号でもお届けしますのでお楽しみに!
新型G310GS 主要諸元
全長×全幅×全高 | 2075×880×NAmm |
ホイールベース | 1420mm |
シート高 | 835mm |
車両重量 | 169.5kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 313cc |
ボア×ストローク | 80×62.1mm |
圧縮比 | 10.9 |
最高出力 | 25kW(34HP)/9500rpm |
最大トルク | 28N・m(2.85kgf・m)/7500rpm |
燃料タンク容量 | 11L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 110/80R19・150/70R17 |
ブレーキ形式(前・後) | φ300mmディスク・φ240mmディスク |