全日本ロードレースの昼時間に、伊藤真一氏によるデモランが実現!
10月17、18日に栃木県のツインリンクもてぎで開催された「MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第4戦」。レースレポートはもう少々お待ち頂くとして、ここでは18日(日)のお昼時間に行われた、ホンダCBR600RR 国内モデルのデモランの様子をお届けします!
9月25日に発売開始となったばかりの新型CBR600RRに乗るのは、「Keihin Honda Dream SI Racing」の伊藤真一監督。チームからはJSB1000クラスに2台と、ST1000クラスに1台がエントリーしているので、ライダーの手前、決勝前に下手な走りはできないタイミング。
そんな状況の中、観客に見守られながらフルコースを1周。「お客さんにサウンドを聞かせたいから全力で開けたんだよね。CBR600RRの音、良くない? 走っている方はすごい気持ちイイ音なんだよ」とは伊藤さん。
事前にも、ちょっとCBR600RRに乗った伊藤さんの一言インプレ!
※以下、伊藤真一さん
かなり久しぶりの600だったけど、スーパースポーツなのに“ちょうどイイ”感じがすごいね。ライダーフレンドリーっていうのかな? これならガソリンが無くなるまで走っていられるよ。ウイングはヨーの出方に影響があるかな。
600はCBR1000RR-Rをちょっとマイルドにした感じなんだけど、電子スロットルの感じは似ているし、スーパースポーツだけあって動きがしゃっきりしている。まぁ、その分サスペンションの調整とか、タイヤの内圧には気を配る必要があると思うけど。(今回の走行は、タイヤがダンロップのスポーツマックス・ロードスポーツ2、内圧は車両の指定値)
クイックシフターも悪くないし、前のモデルよりリアの接地感も増してる。車体の特性も違うんだろうね。あと、個人的には電子制御が進化したおかげで、エンジンブレーキの調整ができるのが良いよね。前のは難しかったから。これならサーキットはもちろんだけど、ツーリングにも最適だと思いますよ。
走行車両には、なにやら車載カメラも…??
余談ですが、デモ走行に使用したCBR600RRには2台の車載カメラが搭載されていました! この映像がいつどのタイミングで見られるのかは不明ですが、映像が気になります!
写真/中村浩史、福田 稔