トライアンフが誇るアドベンチャーシリーズ「タイガー」の中でもトップモデルの1200は、電子制御デバイスや高級装備がフル投入され、まさに贅を尽くした仕上がりとなっている。

トライアンフ「タイガー1200 XRT」各部装備・ディテール解説

画像: 個性的なデザインのLEDヘッドライトは中央にコーナリングランプも装備。スクリーンは電動の無段階調整式が標準となっている。

個性的なデザインのLEDヘッドライトは中央にコーナリングランプも装備。スクリーンは電動の無段階調整式が標準となっている。

画像: 電動調整が可能なスクリーンは無段階で高さ調整ができる。

電動調整が可能なスクリーンは無段階で高さ調整ができる。

画像: スクリーン自体の可動範囲は単なる上下だけではなく、チルトも含みながら細やかに動き、どの高さでも高い防風性能を確保している。

スクリーン自体の可動範囲は単なる上下だけではなく、チルトも含みながら細やかに動き、どの高さでも高い防風性能を確保している。

画像: トライアンフならではの個性が詰まった1215㏄の水冷DOHCトリプルは、高速クルーズを楽しくさせる豪快なパワーとサウンドが魅力。

トライアンフならではの個性が詰まった1215㏄の水冷DOHCトリプルは、高速クルーズを楽しくさせる豪快なパワーとサウンドが魅力。

TSASというセミアクティブサスペンションを標準装備。モードに合わせたプリセットメニューに加え、好みで微調整も可能。

駆動はシャフトドライブ。リアサスもセミアクティブで、オートシフターも標準装備されるなど、内容は
豪華絢爛。

サイレンサーは軽量なアロー製を装備。最大で11㎏もの軽量化に大きく貢献している。サウンドは意外にジェントルで重厚なもの。

ライダー側のシートはハイ/ロー2種類のシート高を設定可能。シートヒーターは前後に装備され、冬のツーリングも快適だ。

大きく被視認性に優れたテールランプとウインカーもLEDを採用。トップケースやパニアケースの装着も視野に入れたレイアウトだ。

カラーTFTメーターは、好みで6種類のスタイルの中から表示デザインをチョイスできるほか、ライディングモード変更も簡単に行える。

トライアンフ「タイガー1200 XRT」主なスペックと価格

全長×全幅×全高:NA × 930 × 1540mm
ホイールベース:1520mm
シート高:835/855mm
車両重量:243kg(乾燥)
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量:1215cc
ボア×ストローク:85 × 71.4mm
最高出力:141PS/9350rpm
最大トルク:12.44㎏-m/7600rpm
燃料供給形式:FI
タンク容量:20L
タイヤサイズ(前・後):120/70R19・170/60R17
税込価格:275万6600円

文:宮崎敬一郎、アドベンチャーズ編集部/写真:南 孝幸

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