KTM 「1290 SUPER ADVENTURE S」各部装備・ディテール解説

画像: 個性的なスタイルを象徴する独特なデザインのLEDヘッドライトは、LEDを支える中央部をアルミ製とすることで、ユニット全体を効率よく冷却する。単にヘッドライトとしてだけでなく、傾斜角センサーと連動して明るさを3段階に調整するLEDコーナリングライトも内蔵されている。

個性的なスタイルを象徴する独特なデザインのLEDヘッドライトは、LEDを支える中央部をアルミ製とすることで、ユニット全体を効率よく冷却する。単にヘッドライトとしてだけでなく、傾斜角センサーと連動して明るさを3段階に調整するLEDコーナリングライトも内蔵されている。

画像: 6.5インチサイズという大型の液晶メーターパネルは、アンチグレア加工や輝度の自動調整機能などにより直射日光下でも優れた視認性を発揮する。スピードや回転数、燃料残量といった基本的な表示に加えて、外気温、油温、バッテリー電圧、トリップメーターなどの多彩な情報、そして各種のライディングモードの状態や設定などにも使用される。

6.5インチサイズという大型の液晶メーターパネルは、アンチグレア加工や輝度の自動調整機能などにより直射日光下でも優れた視認性を発揮する。スピードや回転数、燃料残量といった基本的な表示に加えて、外気温、油温、バッテリー電圧、トリップメーターなどの多彩な情報、そして各種のライディングモードの状態や設定などにも使用される。

画像: ハンドルバーはクランプの位置を変えることによって、前後に10mm動かせる。加えて5段階の位置が選べるレバーと併せて、ライダーの体格や好みに合わせてライディングポジションを細かく調整でき、快適性やコントロール性を高められる。アシストシステムの設定はハンドル左側のスイッチを用いて簡単に行える。

ハンドルバーはクランプの位置を変えることによって、前後に10mm動かせる。加えて5段階の位置が選べるレバーと併せて、ライダーの体格や好みに合わせてライディングポジションを細かく調整でき、快適性やコントロール性を高められる。アシストシステムの設定はハンドル左側のスイッチを用いて簡単に行える。

画像: アドベンチャーツアラーとしてはトップクラスの最高出力160PSを誇る、強力な1301cc水冷Vツイン。気軽な街乗りから高速長距離走行、さらにはオフロードまで、さまざまな状況で豪快な走りを味わえる懐の深さも併せ持つ。強烈なバックトルクの影響を減らし、操作性も改善させるパワーアシストスリッパークラッチも装備。

アドベンチャーツアラーとしてはトップクラスの最高出力160PSを誇る、強力な1301cc水冷Vツイン。気軽な街乗りから高速長距離走行、さらにはオフロードまで、さまざまな状況で豪快な走りを味わえる懐の深さも併せ持つ。強烈なバックトルクの影響を減らし、操作性も改善させるパワーアシストスリッパークラッチも装備。

長距離走行でも疲れない、適度なVツインらしいサウンドを発するエキゾースト。リアブレーキもブレンボ製キャリパーが装着され、φ267mmローターとともに優れた制動力とコントロール性を備えている。

WP製倒立フロントフォークに装着された美しい細身のスポークが特徴の19インチキャストホイールは、高い剛性を備えつつ軽量な仕上がりで優れたハンドリングにも貢献。タイヤはピレリのスコーピオントレイル2だ。フロントブレーキはブレンボ製の対向4ポッドキャリパーとφ320mmローターを選択、ABSも組み合わせられる。

画像: コントロールユニットの捉えたストローク量や加速度などをもとに、サスの設定をリアルタイムに最適化するWP製のセミアクティブサスペンションを装備。状況や用途に合わせた「コンフォート」「ストリート」「スポーツ」「オフロード」の4タイプから選べる。リアサスペンションもプリロードをソロ、タンデムなどの使い方に合わせて設定可能。

コントロールユニットの捉えたストローク量や加速度などをもとに、サスの設定をリアルタイムに最適化するWP製のセミアクティブサスペンションを装備。状況や用途に合わせた「コンフォート」「ストリート」「スポーツ」「オフロード」の4タイプから選べる。リアサスペンションもプリロードをソロ、タンデムなどの使い方に合わせて設定可能。

画像: 巨体を力強く走らせる強力なVツインを搭載していることもあり、1290スーパーアドベンチャーはアドベンチャーツアラーに不可欠の航続性能を確保するため、23Lという大容量の燃料タンクが装着されている。大きなサイズにもかかわらずスマートさを失わず、なおかつ快適なポジションにも配慮した造形だ。

巨体を力強く走らせる強力なVツインを搭載していることもあり、1290スーパーアドベンチャーはアドベンチャーツアラーに不可欠の航続性能を確保するため、23Lという大容量の燃料タンクが装着されている。大きなサイズにもかかわらずスマートさを失わず、なおかつ快適なポジションにも配慮した造形だ。

画像: 車体との一体感を感じさせながら自由度も要求されるライダー側、安心できる乗り心地が何より求められるタンデム側を分離したセパレートデザインのシート。いずれも最先端の3D気泡パッドを使用することで、ロングツーリングでも極めて快適。シート高は860cm、875cmの2段階に調節できる。

車体との一体感を感じさせながら自由度も要求されるライダー側、安心できる乗り心地が何より求められるタンデム側を分離したセパレートデザインのシート。いずれも最先端の3D気泡パッドを使用することで、ロングツーリングでも極めて快適。シート高は860cm、875cmの2段階に調節できる。

画像: メーターパネルの下には12V電源を供給するアクセサリーソケットが設けられている。さらにその右手にはUSBポートも備え、スマートフォンなどの収納に便利な蓋付きポケットもある。フロントフォークのトップから配線が伸びているのはセミアクティブサスの証。

メーターパネルの下には12V電源を供給するアクセサリーソケットが設けられている。さらにその右手にはUSBポートも備え、スマートフォンなどの収納に便利な蓋付きポケットもある。フロントフォークのトップから配線が伸びているのはセミアクティブサスの証。

画像: 標準状態でタンデムシートの横などに各種のオプションを装着するためのマウントが設けられているので、専用のパニアケースやトップケースの装着も簡単に行える。LEDを光源とするテールランプとウインカーは十分な明るさを確保。

標準状態でタンデムシートの横などに各種のオプションを装着するためのマウントが設けられているので、専用のパニアケースやトップケースの装着も簡単に行える。LEDを光源とするテールランプとウインカーは十分な明るさを確保。

KTM「1290スーパーアドベンチャーS」主なスペックと価格

全長×全幅×全高:N.A.
ホイールベース:1560±15mm
シート高:860/875mm
車両重量:215kg(乾燥)
エンジン形式:水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ
総排気量:1301cc
ボア×ストローク:108×71mm
最高出力:160PS
最大トルク:140Nm
燃料供給方式:FI
燃料タンク容量:23L
変速機形式:6速リターン
タイヤサイズ前・後:120/70ZR19 ・170/60ZR17
税込価格:203万6100円

文:濱矢文夫、小松信夫、アドベンチャーズ編集部/写真:松川 忍

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