チュッパチャプスのポップなロゴ&カラーで「スクーピーi」が変身
1956年にスペインで生まれ、長年にわたり世界中で幅広く愛されてきた有名なキャンディのブランド「チュッパチャプス」と、タイでホンダの二輪事業を展開しているAPホンダがコラボレート。昨年デビューしたばかりの新型「スクーピーi」をベースにしたリミテッドモデルを新たに登場させた。
2019年に累計販売台数220万台を突破したというほど、タイを中心に人気を集めているスクーターである「スクーピーi」。
その最新モデルである新型スクーピーiは、コンパクトな車体に前後12インチホイールを組み合わせ、軽快な走りを生み出すと同時に燃費や環境性能にも優れる110ccの空冷eSPエンジンを搭載。容量15.4Lと広いシート下収納スペース、スマートフォン用充電ソケット、アイドリングストップやコンビブレーキといった装備類も充実、使い勝手の良さでも評価されている。
今回登場したリミテッドモデルは、スクーピーシリーズならではの丸みを帯びた愛らしいスタイルのボディが、チュッパチャプスのパッケージに採用されているおなじみのロゴと、鮮やかな色使いのストライプを組み合わせた専用カラーで彩られているのが特徴。
さらにボディと同じポップなカラーにペイントされた専用のヘルメットまで付属していて、若いライダーに向けてスクーピーiのポップで楽しいイメージを強くアピールしている。
「くまモン」スペシャルエディションもありました
この新型スクーピーi、「くまモン」スペシャルエディションも昨年すでに登場していた。スクーピーiのデビュー10周年を記念して用意されたこのモデル、黒と赤の組み合わせが印象的なボディカラーにくまモンの顔をあしらい、モンキーやジョルノのくまモンバージョンと同じくくまモンをデザインした立体エンブレムも装着。5000台の限定販売だった。
スクーピーi・チュッパチャプスの主なスペック
全長×全幅×全高 | 1856 x 686 x 1059mm |
ホイールベース | 1257mm |
シート高 | 744mm |
車両重量 | 99kg |
エンジン形式 | 空冷4スト単気筒 |
総排気量 | 108.2cc |
燃料タンク容量 | 4.0L |
タイヤサイズ(前・後) | 100 / 90-12・100 / 90-12 |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・ドラム |
まとめ:小松信夫