万座高原(群馬県嬬恋村)

ツーリングロードとしても名高い「万座ハイウェー」と「国道292号線 志賀草津道路」の間にある万座高原。

温泉が有名で、そのため流れる川も温泉成分が溶け込んでいるのか白濁しています。

画像: 写真の場所は、万座温泉観光協会の駐車場。 〒377-1528 群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣2401

写真の場所は、万座温泉観光協会の駐車場。
〒377-1528 群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣2401

標高は1800mほど。真夏でもTシャツ1枚では涼しいほど。冬場は雪に覆われます。春や秋に訪れる際は、ウインタージャケットの方が無難ですよ。

渋峠 日本国道最高地点(群馬県中之条町)

画像: 渋峠 日本国道最高地点(群馬県中之条町)

全国にある国道。そのなかでもっとも標高の高い地点が、国道292号線 志賀草津道路にあります。

標高は2172m。CT125・ハンターカブで訪れた際は残念ながら霧の中でしたが、志賀草津道路は、全国でも屈指の絶景ワインディングロードです。

長野と群馬の県境を走る尾根伝いの道は、まさしくスカイラインと呼べるもので、パノラマの景色が広がり日本とは思えないようなダイナミックな道ですよ。

画像: 別日に撮影した国道292号線 志賀草津道路 山田峠

別日に撮影した国道292号線 志賀草津道路 山田峠

ちなみにこの山田峠は、分水嶺となっています。ここに落ちた雨水は、北(長野側)へ流れれば日本海へ、南(群馬側)に流れれば太平洋へと、川を伝って長い旅をするのです。

木戸池(長野県山ノ内町)

画像1: 木戸池(長野県山ノ内町)

同じく国道292号 志賀草津道路沿いにあるフォトスポット。渋峠を長野県側にずんずん下っていくと現れる美しい池、それが木戸池です。

ここの何がいいかって、これほどまでに美しいのにバイクをすぐそばに寄せられること!

画像2: 木戸池(長野県山ノ内町)

普通は策があったり遊歩道があって、湖畔までバイクが寄せられない池や湖がほとんど。愛車の写真を美しく撮るのにこれほど好条件なスポットはなかなかありませんよ。

平床大噴泉(長野県山ノ内町)

画像: 平床大噴泉(長野県山ノ内町)

木戸池からおよそ1km。志賀草津道路沿線にある噴泉です。走っていると、「なんだなんだ?」とつい立ち止まってしまうことでしょう。

四六時中沸き立つ煙に、この地の温泉エネルギーの強さを感じます。ここを源泉とした「ほたる温泉」がすぐそばにあります。

ほたる温泉は、このあたりでゲンジボタルが見られることから、その名がついたそう。

平床大噴泉の周りは駐車場になっていますが、地面が砂利なので、オンロードバイクの場合は注意が必要です。

CT125・ハンターカブは全然問題なし!

カヤの平高原キャンプ場(長野県木島平村)

画像1: カヤの平高原キャンプ場(長野県木島平村)

キャンプ好きの間では有名な絶景キャンプ場。志賀草津道路の木戸池から30kmほど県道を走った先にあります。

キャンプサイトの奥は牧場になっていて、牛たちがのんびりと過ごしています。

それがポイントで、どんなに混んでいても後ろの景色はいつも開放的なんです。牧場内には入れませんからね。

画像2: カヤの平高原キャンプ場(長野県木島平村)

ちなみにキャンプをしなくてもここは道の沿線なので、この景色を眺めることはできます。

キャンプ料金はバイクなら1人1500円。お風呂やシャワーはありませんが、トイレも綺麗で炊事場もあります。

びっくりしたのは、携帯電話の電波が入らなかったこと。キャンプ場とはいえ、いまどき珍しいですよ。ただ、受付のある管理棟ではWi-Fiを飛んでいて無料で利用できます。

画像3: カヤの平高原キャンプ場(長野県木島平村)

僕が利用したとき、夜中に牛がテントのすぐ後ろに集まってきました。そんなサプライズも体験できるかもしれません。

渋温泉・湯田中温泉(長野県山ノ内町)

画像1: 渋温泉・湯田中温泉(長野県山ノ内町)

志賀草津道路は東京からも名古屋からも4時間前後かかる長野県北部と群馬県北部の県境付近に位置しています。

仮に東京から日帰りとなると、できないことはありませんが、なかなか大変です。

画像2: 渋温泉・湯田中温泉(長野県山ノ内町)

この地を巡る拠点としては、群馬県側なら先述の万座温泉もいいでしょう。そして長野県側には渋温泉・湯田中温泉があります。

昔ながらの温泉街の趣きをいまに残る、風情あるお土産屋や射的のお店が軒を連ねています。

文:西野鉄兵

ホンダ『CT125・ハンターカブ』の記事はこちら

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