みなさん「川越ウエストポイント・オフロードヴィレッジ」に行ったことはありますか?
11月末に全日本モトクロス最終戦が行なわれたので、私は初めて行ってきました!
東京から一番近い、全日本モトクロスの会場となるのですが、バイクや車だったら東京駅から1時間ちょっとで行けちゃうんです。こんな場所にモトクロス会場があるなんて、初めて知りました。
埼玉県川越市にあるこの会場、近くの入間川の上に架かっている橋の上から全体が見えるので、会場に向かう道中「なんか派手な場所があるなぁ」と思って眺めていたら、それが今回の目的地「川越ウエストポイント・オフロードヴィレッジ」だったんです。「え?!ここじゃん」と見つけた瞬間からワクワク♪
いつもレース会場はわかりづらい場所や、山奥が多いので、こんな入り口から楽しみな気持ちになったのは初めてでした(๑>◡<๑)♪
このモトクロス場のレイアウトはちょっと変わっていて、コースの周りをパドックが半分囲っている形。イベントスペース・パドック・コースと分かれていないのです。なので、観戦しているとチームの方や選手が歩いているなんて事もよくあったり、走行を終えた選手がチームに戻っていく所も見れたり! そんな空間に「なんだここは! 観戦には凄く便利な作りすぎない?!」とホントにビックリ。
しかも、このコース。
外周を20分くらいで軽々1周回れてしまうのも特徴。普通観戦というとちょっと坂があったり、コースから少し離れた場所を通って観戦ポイントに移動する事もあるのですが、そんな場所はほとんどなく、しかもこんなコースと近い距離で観れちゃうの?!ってポイントも。
選手の好きなコースのレイアウトかどうかはわかりませんが、観に行く側としてはとっても便利で、いい条件の揃った、むしろ初めて観に行くにはとても行きやすい場所だと感じました。
そんなオフロードヴィレッジで初めて観たいろんな観戦ポイントからの感想を書いていこうと思います(*´-`)ノ
「今度ここで観ようかなぁ」とか「私はここで観てたけど、こっちではこんな感じだったんだ」とか「え?近くで観てた!」など思い出しながら読んで頂ければ嬉しいです。
では、コース順に沿ってまずはスタートから☆
スタートを観るならこの場所しかありません。
ロードレースなら何度も同じ場所を通りますが、モトクロスはスタートした場所は1度だけしか走りません。なので、だいたいの人はスタートを見たら、それぞれの観戦ポイントへと移動します!!
でも、このスタート前の雰囲気とか一斉に下を向いてからスタートまでの緊張感、ドキドキワクワクする感じはたまりません。この日は観戦してる人も多くて、スタートを観るなら早めに場所取りしないと、近くでは観られません。
ここでひとつ驚いた事があって、スタート観戦ポイントに客席が設けられていたのです。
今までモトクロスを観に行ってこんなの初めてだったからもうビックリ!!
どうやったらここに座れるのかな?と見に行くと、なんと有料席。
ロードレース以外で「有料席」を見た事がなかったので、「さすが都会にある会場!!」なんて思ったのですが、有料席で観ている人も多く、またこうして高い位置だと、コース全体も観やすいから凄く楽しいんでしょうね。
しかも、この有料席の隣はサインエリア。
ここではチームの方が走行中の選手にいろんなサインを送るので、何を伝えてるかも観やすく、スタート・ゴール・コーナー・全体・サインと全部観れちゃうホントにメインのスタンドでした。
私は観戦する時は基本的に「自由席のみ」で観るのですが、この会場には沢山の有料席があり、利用している人の多さにちょっと興味が湧きました。が、今回はいつも通り有料席には行かず、自由に観れるポイントだけをまわりました!
*ちなみに入場料は前売り券で一般だと3500円・学生と女性は3000円。
当日券だと一般は4500円・学生と女性は3500円です。(学生は中〜大学生)
次は「埼玉トヨペットジャンプ」と呼ばれる名物ポイントが正面から見える場所。
このポイントは私個人的には1番ジャンプがかっこよく撮れるスポットです。
正面のジャンプは少し遠く、後ろ向きのジャンプの方がいい写真が撮れる場所なのですが、砂の感じとかもスマホでこんな風に撮れちゃうなんて嬉しくなりました♪
横から見た方が速度とかどう走っているかわかりやすかったりするのですが、私は正面から現れる選手、飛び方の違うジャンプの後姿は単純に1番かっこいい姿を見れて好きだなとお気に入り観戦ポイントに☆
ジャンプして飛んだ距離とかも横よりはわからないんですが、逆にラインが見えたりするので面白いです♪
初めて観るって方にはホントにオススメです!
あとはフープスと言われる場所のスピードが凄くわかりやすくて、どう波にスピードにのっているのかが一目瞭然だったので、そのポイントを1番見やすい場所っていうのもお気に入りポイントに選んだ1つの理由です。
また、ここに行くには少しだけコースが見えなくなるのですが、その分、スタート前に選手が通る場所の真横を通っていくので、時間帯によってはスタート前の選手がマシンに乗っていたり、手で押しながら歩いている姿や、待機しながらチームの人と話していたり、そんな所も見れちゃいます♪
次はターン4の先の観戦ポイント!
※コースを見ながら歩けるので区切りがわかりにくいのですが、だいたいこの辺りから見た雰囲気の感想を伝えています。
ここはLMXクラスの川井麻央選手や小野彩葉選手がオススメ観戦スポットと教えて下さった場所でもあります。
ここからは埼玉トヨペットジャンプ・ウォースペイントジャンプ・そしてターン4からのジャンプが凄く見やすく、ターン4からその後のジャンプは凄く近い距離で観れるので迫力もあるのです!
ウォースペイントジャンプは凄くジャンプの差がわかりやすいポイントで、飛べない人もいたり、どれくらいの距離飛べたかもわかりやすいので見ていて面白いポイントでした。
あと、ここは客席と近い事からサイディングラップ(決勝レース前に1周コース状況とマシンの調子を見ながら走ること)の時にファンサービスする選手も!
今回はコロナウイルス対策で声援は送れませんが、旗を振ったりすると選手に伝わりやすいポイントなのかなと思いました。
観戦している人も多かったのですが、実はこの観戦ポイントの真後ろにはパドックがあるんです!レースが終わるとそこに戻ってくる選手やマシンを近くで見れたりも。
レースとレースの間も楽しめちゃうポイントです。
また、観戦していると気づけば周りにチームのスタッフさんが多いのもこの場所。
パドックが近い事もあると思うですのが、自分のクラスじゃないレースを観る選手の姿もこの場所は多かった印象です。
私は最初高い場所から全体を観ていたのですが、やっぱり近くで観たくなって下の観戦ポイントに行ったのですが、ターン4のバトル、そこからのジャンプの近さ・迫力が楽しく、やっぱり近くで観るのが好きなんだなぁと自分の好きな観戦スタイルを改めて感じました。
それと、このターン4は今回かなり肝になっていて、お昼休みや朝走る前のコースチェックで沢山の選手が腕を組みながら話したり、立ち止まっていたのも印象的でした。
ここで足を止める選手が多く、気になったのでその後会う事ができた彩葉選手に何を見ているのか聞いてみると「土がかたいので、どのラインを通るかでだいぶ変わる難しいポイントで悩んでるんだと思います。」と教えてくれました。
前日に麻央選手に話しを聞いた時も「このコースは土がカチカチ」と聞いていて、路面コンディションを見ながらフープスからのターン4→ジャンプはかなり重要なんだと感じました。
実際にターン4でイン側を通る選手とアウト側を通る選手で差が出たり、それを感じてレース中にラインを変えてスピードがのったりするのを間近で見て、「こんなに違うんだ!」と体感出来たのは面白かったです♪
次はその先のジャンプ後からターン5にかけての観戦ポイント。
ここには面白い観戦スポットがありました。
土管のような丸い筒に登って観戦したり、コンクリートの台になっている一角があり、そこにはキャンプ用の椅子などを置いて移動せず観ている人がいました。
実際に私も土管のような丸い筒の上に登ってみると、登るのは少し大変でしたが、やはり高い位置なので観やすくちょうどコースの真ん中の裏から観ている感じ。ただ、荷物を沢山持っている人だと場所が広くないので登るのも大変だし、好きな人と苦手な人で分かれるポイントかもしれません。
ここは、どちらかというと観戦するには激戦区なので早くから来て場所をとらないと観られませんでした。
この先のもうちょっとターン5に近い位置に移動すると、ターン4後のジャンプを正面ぎみに観る事ができ、またターン3が凄く観やすい場所でした。中々ターン3って観えなくてどんな感じかなと思っていたのですが、ここにきて、やっと観れました!
ターン3はスタートして1周目は凄く詰まったりするポイントでもあるので見応えがありました。
ターン3だけじゃなくて、実はここはフィニッシュを正面から見れるポイントでもあるんです!
距離が少しあるのですが、誰が通ったかは追っていたら大体わかるくらいに見えるので、以外と穴場だなと感じました。
あと、この場所は実況の音がとても聞きやすいです!近くにスピーカーがいくつかあるのですが、その向きとかの問題なのかな?!
人もそこまで多くないので最初は微妙なのかな?と思ったのですが、個人的には1レースは観たいなと思う場所でした。
たぶんこの場所がスタートから1番遠い場所で歩くと10分くらいかかるのですが、スタートを観たい時でなければ移動しながら観るのもいいなと思いました。