トライアンフの象徴「ボンネビル」シリーズ&「ストリートツイン」が新型に!
今回モデルチェンジが発表されたのは、トライアンフの伝統を受け継ぐモダンクラシックシリーズの6機種。欧州の新たな排ガス規制ユーロ5に対応させつつリニューアルを遂げています。いずれも2021年モデルとして日本でも発売される予定です。
モデルチェンジが発表された6機種
① ボンネビルT120
② ボンネビルT120ブラック
③ ボンネビルT100
④ ストリートツイン
⑤ ボンネビルスピードマスター
⑥ ボンネビルボバー
① 新型ボンネビルT120
② ボンネビルT120ブラック
エンジンはユーロ5に適合させながら、アップデート。レスポンス性能に磨きをかけ、燃費性能の向上も図っています。
このモデルチェンジではエンジンのみならず、車体にも手が入りました。7kgの軽量化に成功。新設計のアルミホイールを装備し、ブレーキはブレンボ製に。
新たにクルーズコントロールも新採用され、ツーリング性能もアップ。メーターも新設計のものが装備されています。
③ 新型ボンネビルT100
T120とともに伝統の一台であるボンネビルT100は、エンジンを大幅アップデート。排気量は従来の900ccから変更ないものの、最高出力を10PSアップし、65PS/7400rpmに。
車体は4kg軽量化。フロントブレーキはブレンボ製となりました。新設計のメーターも採用されています。
④ 新型ストリートツイン
水冷エンジンを搭載した現代のストリートツインは、2016年に初登場。トライアンフのラインナップの中では価格も魅力的で、登場以降人気モデルであり続けています。
今回のモデルチェンジにより、3代目に。新型はユーロ5に適合させながら、主に車体に手が入っています。
シートのクッション性の向上や、キャストホイールの新設計、ブレンボ製フロントブレーキキャリパーの装備、ボディパーツの変更等を行ない高級感も増しました。
そして、同時に1000台限定の「ストリートツイン ゴールドライン リミテッドエディション」が発表されました。
限定モデルならではの特別な塗装やパーツがあしらわれたプレミアムモデルで、一台一台にVIN番号を記した証明書も付属します。
⑤ 新型ボンネビルスピードマスター
ボンネビルスピードマスターは、クルージング性能の長けた一台。新型はライダーとパッセンジャーの快適性を向上させています。
フロントフォークは従来よりハイスペックなショーワ製Φ47mmカートリッジフォークを採用。メーターパネルも新型のものとなりました。
⑥ 新型ボンネビルボバー
まるでカスタムモデルのような外観が好評のボンネビルボバーも新型に。エンジンはほかの機種同様、ユーロ5に適合させながらレスポンスを向上させています。
装備面では、燃料タンクを変更し、従来の容量9Lから12Lにアップ。ブレーキはブレンボ製で、ショーワ製フロントフォークもよりハイスペックな仕様に。フロント16インチのホイールも新設計されています。
メーターも新たなものが装備されました。外装パーツも新設計のものが装備され、高級感をアップ。
まとめ
日本でも販売業績が好調なトライアンフ。看板ともいえるボンネビル&ストリートツインが新型になったことで、その魅力はさらに増しました。
また、トライアンフは今後、新型スクランブラー1200とストリートスクランブラーを発表することも予告しており、そちらも注目です。webオートバイも速報でお届けします!
まとめ:西野鉄兵