2月22日から国内でも発売をスタート
斬新なフォルムとイタリアンらしい流麗さを融合させた戦闘的なネイキッドスタイルと、最新スーパースポーツに引けを取らないパフォーマンスを両立するのが、ドゥカティ・ストリートファイターシリーズ。2020年モデルでフルモデルチェンジされ、ストリートファイターV4へ進化。
そのベースは、ドゥカティ・スーパーバイクシリーズの最高峰モデルで、MotoGPからフィードバックされたテクノロジーを結集した最新スーパースポーツのパニガーレV4。フルカウルを取り払い、バーハンドル化でポジション設定を変更し、ストリートファイターのエッセンスをプラスしたスタイリングを合体。最高出力208PSを発揮する水冷デスモドロミックV4エンジンや、軽量な車体や空力デザイン、最新の電子制御デバイスなどはパニガーレ譲りという、まさに最強のネイキッドだ。
その2021年モデルは、エンジンをユーロ5規制への適合のために改良を施し、マフラーに内蔵されるキャタライザーも大型化。その結果、最高出力の発生回転数がやや高まり、最大トルクは逆に低い回転で発生されるようになった。また、ブレーキとクラッチのマスターシリンダーは、エアが混入しても自動的にエア抜きを行う新しいタイプに変更されている。
この2021年型ストリートファイターV4Sのボディカラーには、従来のスポーティな「ドゥカティ・レッド」に加え、新しくより精悍な雰囲気の「ダークステルス」を追加。この新色の日本国内向け発売が2月22日からスタートしている。価格は285万円。
2021年型ストリートファイターV4Sの主なスペック
全長×全幅×全高 | -×-×-mm |
ホイールベース | 1488mm |
シート高 | 845mm |
車両重量 | 199kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒 |
総排気量 | 1103cc |
ボア×ストローク | 81×53.5mm |
圧縮比 | 14.0 |
最高出力 | 208PS/13000rpm |
最大トルク | 12.6kgm/9500rpm |
燃料タンク容量 | 16L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.5° |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・200/60ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | φ330mmダブルディスク・φ245mmディスク |
まとめ:小松信夫