今から29年前に登場し、ライダーの羨望の視線を独り占めした初代BIG-1・CB1000 SUPER FOUR。30年目を迎え、世代が変わっても、見る者を惹きつける堂々たる迫力と上質さは連綿と続いている。ここではそんなBIG-1シリーズの歴史を簡単に振り返ってみよう。
4気筒エンジンを搭載したビッグネイキッドの王道
不変のコンセプトで今なお根強い人気!
ホンダCBシリーズの旗艦・CB1300シリーズの最新モデルは、2021年3月18日に発売された。今回のモデルチェンジでは、最新スーパースポーツ同様の電子制御デバイスを得て、さらに完成度が高まっている。
そのルーツである初代CB1000SFは、強力な1000cc水冷直4エンジンを、ツインショックを採用した鋼管ダブルクレードルフレームに搭載。存在感の強い大型燃料タンク、大きく跳ね上げられたテールカウルなど、堂々たるネイキッドスタイルは往年の空冷4気筒CBたちにも負けない存在感ある造形。ルックスも走りもビッグバイクらしさ満点な点が注目を集め、圧倒的な支持を集めていった。
その後継のCB1300ではエンジンも車体も変わったが、コンセプトやデザインの根幹は全くブレておらず、今なお高い人気を集めている。今後も日本のライダーの心を捉えて離さない存在であり続けるだろう。
CB1300シリーズ 2021年モデル情報