ハンドルまわりのアクセサリーパーツとして定番のスマホホルダー。今回は、デイトナから新たに発売された「スマートフォンホルダー3」を紹介しよう。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:梅本まどか

デイトナ「スマートフォンホルダー3」をテスト&レポート

画像: デイトナ「スマートフォンホルダー3」 税込価格:5280円 取り付け可能ハンドル外径:Φ22~29mm 装着可能機種寸法 高さ123~170mm、幅55~85mm、厚さ6~18mm、重量300g以下

デイトナ「スマートフォンホルダー3」

税込価格:5280円
取り付け可能ハンドル外径:Φ22~29mm
装着可能機種寸法 高さ123~170mm、幅55~85mm、厚さ6~18mm、重量300g以下

片手で着脱+固定角度自在の最新モデル

スマホホルダーは確実なスマホ保持が基本要件だが、デザインや機能で差別化した製品が増えてきた。この「スマートフォンホルダー3」は、スマホの着脱と固定角度の調整を片手でスピーディーに行える新製品だ。

ホルダー部は高剛性の樹脂で、高さ調整用のレールは質感の高いアルミ製。付属の六角レンチでホルダー位置をスマホの高さ(長さ)と厚さに合わせられるから、ガタ付きは一切出ない。ハンドルバーに固定するクランプは工具不要で簡単に着脱できる「クイックタイプ」と、ボルト締めによって盗難や脱落の心配がほとんどない「リジットタイプ」の2種類が用意され、どちらも取り付け、位置替え、角度調整が簡単に行えることを特徴としている。

スマホを保持するフックは3カ所あり、横方向を保持する1カ所がスプリングの力でスライドして挟み込む仕組み。片手で着脱でき、ロックレバーを回せば走行風圧や振動による脱落の可能性はほぼゼロ。脱落防止用のシリコンバンドも付属しているが、必要性は感じられなかった。

同じくデイトナから発売されている「バイク専用電源」は、防水構造+急速充電対応なのでナビアプリやインカムとの通信で消費電力が多い場合もスマホのバッテリー残量を気にしないで済む。最新のホルダーと電源を組み合わせれば脱落や盗難、バッテリー上がりの心配もない。

画像: スマホ左側上下2個のフックは位置調整可能。右側中央のフックはスプリングによって縮み方向に力が掛かる。脱落防止用に2本のシリコンバンドが付属。ホルダーの保持能力が高いのでバンドは使わなくても問題なさそうだ。

スマホ左側上下2個のフックは位置調整可能。右側中央のフックはスプリングによって縮み方向に力が掛かる。脱落防止用に2本のシリコンバンドが付属。ホルダーの保持能力が高いのでバンドは使わなくても問題なさそうだ。

画像: グローブをしたままでも操作しやすい大型ロックレバーを採用。クランプ部は左右方向の首振り機構も備えている。

グローブをしたままでも操作しやすい大型ロックレバーを採用。クランプ部は左右方向の首振り機構も備えている。

画像: 新製品の「バイク専用電源」は標準化しつつあるUSB-C(出力5V/3A)と、iPhone用ライトニング(出力2.4A)の2種類がある。(共に税込:4950円)

新製品の「バイク専用電源」は標準化しつつあるUSB-C(出力5V/3A)と、iPhone用ライトニング(出力2.4A)の2種類がある。(共に税込:4950円)

画像: 接続部がないので見た目もスッキリ。通常の配線キットのほかに、ブレーキスイッチから簡単に電源を取り出せる分岐ハーネスも同梱されている。

接続部がないので見た目もスッキリ。通常の配線キットのほかに、ブレーキスイッチから簡単に電源を取り出せる分岐ハーネスも同梱されている。

テスター太田安治の欲張りリクエスト 
 
スマホ着脱も縦横位置の調整も片手で行えることが魅力。ホルダーの調整幅が大きいのでほとんどの大画面スマホが収まるが、僕のギャラクシーノート9だと横幅がギリギリ。あと5mmほど広がれば文句なし。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:梅本まどか

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