ヤマハ「ボルトRスペックABS」の特徴
ミドルボバーの定番モデル、ヤマハ「ボルトRスペックABS」
ヤマハの「ボルト」は、個性的なボバースタイルと、軽快な乗り味を兼ね備えたミドルサイズのクルーザー。2013年のデビュー以来、その個性的なキャラクターが注目を集め、多様なライフスタイルに対応できる定番モデルとして根強い人気の1台だ。
その魅力の源となっているのは、「Ultimate Purely Bobber」をデザインコンセプトとする極めて簡潔なボバースタイルのボディ。伝統的なティアドロップ形状のタンクを中心として、無駄を極限まで取り除きながらワイルドな雰囲気も感じさせる仕上がり。
これにプラスして、低重心でスリムなボディに搭載される、中低速での軽快な加速と独特な鼓動感を両立した941ccの空冷Vツインエンジンなどで実現した、市街地など日常的な領域での軽快な走りも高く評価されてきた。
そんな「ボルト」の最新モデル、「ボルトRスペック ABS」の2021年モデルが6月8日に発売された。ゴールド仕上げのリザーバータンク付きリアサスペンション、スポーク部に切削加工を施したキャストホイールなど、Rスペックの特徴である軽快感を強調する上質なディテールは従来モデルそのままで、ボディカラーを新色としたのが変更点。
2021年モデルでは、キャストホイールを採用したこの「Rスペック」のみのラインナップとなった。
ヤマハ「ボルトRスペックABS」2021年モデルのカラー
新色はカジュアルな「ブルー」と力強い「ブラック」の2色
新色は、カジュアルな親しみやすさと上質なヘリテージテイストを感じさせる「グレーイッシュブルーメタリック4」と、ダークトーンのグラフィックを採用することで金属パーツの質感を際立たせ、力強い存在感をアピールする「ブラックメタリック X」だ。価格は両カラー共に税込104万5000円と設定されている。
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ヤマハ「ボルトRスペックABS」主なスペック
全長×全幅×全高 | 2290×830×1120mm |
ホイールベース | 1570mm |
シート高 | 690mm |
車両重量 | 252kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC4バルブV型2気筒 |
総排気量 | 941cc |
ボア×ストローク | 85×83mm |
圧縮比 | 9.0 |
最高出力 | 54PS/5500rpm |
最大トルク | 8.2kgf-m/3000rpm |
燃料タンク容量 | 13L |
変速機形式 | 5速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-19・150/80B16 |
ブレーキ形式(前・後) | ディスク・ディスク |
まとめ:小松信夫