文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
ホンダ「NC750X DCT」ライディングポジション・足つき性
シート高:800mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg
高めのハンドル位置で上体は完全に直立し、肘に余裕がある。ステップ位置は低めで、膝と足首に負担が掛からない。まさに長時間ライディングのために設定されたようなポジション。シート高は800mmで足着き性は上々。

ホンダ「NC750X DCT」タンデム(2人乗り)チェック
パッセンジャー・木川田ステラの感想
タンデムシートは一段高く、視界はとても良かったです。ステップは少し狭めですが、しっかりニーグリップできますし、タンデムシートも肉厚で程よい弾力。柔らかいサスペンションが生む乗り心地の良さと、DCTのスムーズな加速でとても快適なタンデムでした。
ホンダ「NC750X DCT」各部装備・ディテール解説
左右のシグネチャーランプと組み合わされたロービームと、下方に独立させたハイビームという特徴的なレイア
ウトで個性を主張。
機能/情報別に表示エリアを分け、情報を直感的に把握できるレイアウトを採用。電圧計や減算トリップ計なども追加された。
冬場の走行に欠かせないグリップヒーターを標準装備する。今回の試乗車、DCT 仕様は左側にパーキングブレーキを備える。
エンジンはピストンやクランク、バランサー軸径などを見直して1.4kg軽量化。レッドゾーン入口の回転数も600rpm引き上げられた。
エアクリーナーやマフラーなどの吸排気系も刷新。マフラーはエキゾーストチャンバー形状を最適化して排気の
整流効果を向上した。
SDBVフォーク、Φ320mmディスクローターなど足回りの構成は従来同様だが、セッティング変更でしなやかなフィールを実現。
リアまわりの構成部品も従来型を継承。7段プリロードを持つリアサスはセッティングを変更、しなやかなフィールを実現した。
ヘルメットも収納可能なトランクは、バッテリーなどの部品配置を見直して容量を23Lに拡大。ETC2.0車載器も標準装備される。
肉厚でロングランも快適なシート。高さは従来と同じ800mmに設定され、良好な足つき性の確保にも配慮されている。
これまで同様、シート下にタンクを配置してスペース効率を向上。給油口はタンデムシート下にレイアウトされている。
テールカウルのラインに沿った形状のLEDテールランプと、細身のLEDウインカーを採用してスッキリした印象を実現している。
裏面を肉抜きした新形状のピストンを採用。軽量化を図り、往復部の慣性力低減により高回転化に大きく貢献し
ている。
フレームはパイプ構成を変更、各部の板厚を調整して従来から1.6kg軽量化。安心感、軽快感のあるハンドリングに貢献している。
ホンダ「NC750X」「NC750X DCT」主なスペック・価格
※《 》内はDCT
全長×全幅×全高 | 2210×845×1330mm |
ホイールベース | 1525mm 《1535mm》 |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 214kg《224kg》 |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 745cc |
ボア×ストローク | 77.0×80.0mm |
圧縮比 | 10.7 |
最高出力 | 43kW(58PS)/6750rpm |
最大トルク | 69N・m(7.0kgf・m)/4750rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン《6速DCT》 |
キャスター角 | 27゜00' |
トレール量 | 110mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W) |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmディスク・Φ240mmディスク |
燃料消費率 WMTCモード値 | 28.6km/L(クラス 3-2)1名乗車時 |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格 | 92万4000円《99万円》(消費税10%込) |
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸