デイトナが販売するGB350用アフターパーツ第一弾は3製品
ホンダのニューモデル・GB350は、クラシカルで端正なスタイリングと、新開発の空冷単気筒エンジンをはじめとするメカニズムによって産み出される、味わい深さと扱いやすさを両立した乗り味を兼ね備えていることもあって、発売がスタートしたばかりだというのに注目度がさらに高まりつつある。
アフターパーツメーカーの老舗デイトナは、そんなGB350に向けてスタイリングや機能面をユーザーそれぞれの好みに合わせるため、カスタムパーツの開発をいち早くスタート。その第一弾となる3アイテムを5月〜6月にかけて発売する。3つのアイテムは、タコメーター、ショートフェンダー、サドルバッグサポートだ。ひとつずつ見ていこう。
VELONA タコメーターキット φ60/φ48
GB350のノーマルメーターは、補助液晶パネルを内蔵しているアナログ速度計のみだが、「VELONAタコメーターキット φ60/φ48」は、その速度計の左側に小径のアナログ回転計を違和感なく追加するというもの。
メーター本体はGBのパワー特性に合わせたVELONA製の9000rpmスケールで、視認性重視のφ60とコンパクトなφ48の2タイプを設定。
いずれも最高値メモリー機能付きで、φ48にはバックライトカラーの切り替え(白・青・橙)機能や、シフトインジケーター機能も備える。スマートなデザインの取り付けステーは、振動を抑えるラバーマウント構造だ。
このキットには装着に必要なパーツが全て含まれていて、工具を用意すればボルトオンで装着が可能。税込価格はφ60(品番21943)が2万350円、φ48(品番21912)が1万8700円。発売開始は5月中旬を予定している。
ステンレスショートフェンダー
「ステンレスショートフェンダー」は、ノーマルではオーソドックスなやや深めの形状で、しかもマットブラック仕上げで落ち着いた雰囲気だった前後のフェンダーを、ミニマルサイズでステンレスの素材を生かしたメタル感を活かしたものとして、軽快なスポーティさを演出するパーツ。
フロントフェンダーの3mm厚のステンレス製ステーは、取り付け高を上下に20mm調整できる造りとなっているので、ハイトの高いタイヤでも装着が可能。
リアフェンダーにはアルミ製のベースを介して、付属のルーカステールランプ(バルブタイプ)を装着してGBのクラシカルなイメージを一層強調する。ノーマルウインカー非対応で、別途、取付部ネジ径がM8サイズのウインカーが必要。スリムタイプのリフレクター付属。
税込価格はフロントフェンダー(品番21906)が2万900円。リアフェンダー ルーカステールランプ付(品番21800)が4万2900円。フロントフェンダーは5月下旬、リアフェンダーは6月中旬の発売予定だ。
サドルバッグサポート
クラシカルなスタイルをしたGB350はサドルバッグもよく似合う。サドルバッグサポートは、バッグを安全に装着するためのアイテム。
デイトナのこの製品は、サドルバッグを釣り上げるためのベルト掛けを一体化しているのが特徴。
車体左側専用と車体右側専用があり、左側はデイトナ製のサドルバッグ12L、右側はサドルバッグ9Lに対応。なお装着できるサドルバッグの目安は、ベルト掛け部分の内幅約40mm、左右ピッチ190mm(センター間)、ベルトピッチ200mm前後となっている。バッグ装着時の巻き込みやバッグによって車体へ傷がつくことを防止。
左側にはヘルメットホルダーが設けられていて、サドルバッグを装着していてもヘルメットを固定できるなど、細部までよく考えられた造り。税込価格は左側専用(品番16888)が1万2980円、右側専用(品番18889)1万780円。こちらは6月中旬に発売を予定している。
今後も続々と新たなパーツが登場予定
デイトナによるカスタムGB350を見ると、ほかにもバイザーやロースタイルのハンドルなどが備わっている。これらも今後、順次展開予定とのことだ。
まとめ:小松信夫