純正、働く箱と続いて、今回は色々。
というわけでいよいよ箱企画最終回。今回はかなりバラエティ溢れる感じよ。
で、その前にお約束の確認。
①
箱のサイズ感を比較するためなので、箱は実際に車体に締結はされてません。載ってるだけです。
実際に取付けたときに、キャリアや取付けステー、ボルトの都合で写真とは位置が多少ずれる可能性があります。ご注意下さい。
②
装着方向については、便宜的に車体側面に箱の長辺がくるものを「縦置き」、車体側面に箱の短辺がくるものを「横置き」と記事内で統一しています。
③
装着の方向については、縦も横も試していますが、載せただけの状態で不安定さを感じたものは、1方向のみにしています。なお、実際にはボルト締結することでしっかりと装着される場合もあります。
追加
トップケース類およびカントリーボックスについては、基本的に横置きないしは、開口部が後ろを向く置き方をしています。
箱の取り付け方はコチラを参考にしてね。
第1弾「ホンダ純正ボックス編」はこちら。
第2弾「働く箱編」はこちら。
では、まずはトップケースから見てみよう。KAPPAにGIVIだぞ。ブランドだぞ。
KAPPA モノロックトップケースK320
KAPPAには、モノロックシリーズ(汎用)とモノキーシリーズ(車種専用)があるんですが、今回はモノロックシリーズの3種を用意しました。
このK320は容量32リットルと、ショートツーリングや日常向けという位置づけですね。
ちなみにKAPPAの創業は1956年。つまり60年以上の歴史があるイタリアブランドなんです。
CT125ハンターカブ
スーパーカブ90
KAPPA モノロックトップケースK39
容量は39リットルで、ショートツーリングを楽しむ小・中排気量にベストマッチです。リフレクター面も大きいいので視認性も高く、あと価格的と容量のコストパフォーマンスも相当高いですよ。
CT125ハンターカブ
スーパーカブ90
KAPPA モノロックトップケースK433NBRD
シンプル&使い勝手の良いデザインなので、日常使いからツーリングまでいろんな場面で活躍してくれます。容量も43リットルあるので、ヘルメットも余裕です。
モノロクシリーズはベースプレートが共通化されてますので、付け替えも可能ですよ。
CT125ハンターカブ
スーパーカブ90
GIVI E43NTL-ADV
うち、ホンダ純正箱とかだけじゃなくて、こういうのも力入れてるんですよ。
GIVIだけじゃなく、低価格帯のBBというブランドも扱ってますよ。
というわけでE43NTL-ADVです。GIVIの中でも一番人気じゃないかな。
43リットルの容量に、背もたれ、ネットフック、さらにインナーにマットも敷いてあるてんこ盛り仕様です。
CT125ハンターカブ125
スーパーカブ90
アイリスオーヤマ 密閉RVBOX鍵付き460
ホムセン箱、そしてアイリスボックスなど呼ばれる、スーパーカブの定番アイテム。シーリングによる密封、ベルトループなど、バイクのために設計したんじゃないかというくらい使い勝手が良い。
ちなみにこの他にも無数のホムセン箱が存在する。
CT125ハンターカブ横置き
スーパーカブ90横置き
カントリーボックス
いわゆる木箱ですね。杉材の本体に粉体塗装仕上げの鉄製バーを組み合わせることで、収納力と使いやすさを追求しています。
カントリーボックス(容量24リットル)だけでも便利ですが、上にKAPPAの防水バッグ(容量50リットル)を積むことで、相当な大容量になりますよ。以前のキャンプでは、さらにKAPPAのサイドバッグをつけていたので、正直収納が余裕すぎました。
KAPPAのウォータープルーフシートバッグです。キャンプや山岳で、ドライパックと呼ばれるジャンルですね。スペースを無駄なく使うことが出来るので、50リットルという大容量の割にコンパクトに感じるかもしれません。
もちろんバイク用なので、付属のコードで車体への取付も容易です。2wayの持ち手で、車体から外しても持ち歩きしやすいですよ。
CT125ハンターカブ
スーパーカブ90
収穫コンテナ
地元のカーマホームセンター(※)で購入。500円くらいだった。同じものがネットでみつからないので、上記は参考までに。と、いうかネットより実店舗の方が安い傾向がある気がする。
※ホームセンター大手であるDCMグループのひとつ。ほかにもダイキ、ホーマック、サンワ、くろがねや、ケーヨーディーツー、ホダカも同グループ。
CT125ハンターカブ縦置き
CT125ハンターカブ横置き
スーパーカブ90縦置き
スーパーカブ90横置き
おしまい
カブのキャリアはほんと様々な箱を許容できるので、搭載できる箱としてはまだまだ氷山の一角。
とはいえ、箱選びの参考になればなによりです。
レポート:若林浩志