知ってる? スマホがカブの振動で壊れるらしいのよ
最近のスマホって光学手振れ補正、つまりレンズをモーターで動かして手振れ補正する機構がついてるんですよ。で、そのレンズの可動が、バイクの振動で壊れたりするらしいのよ。
SNSでも報告が結構出てたりする。
こんな感じで手ブレ補正の暴走みたいになっちゃうのね。
そもそもSPマウントとは。
バイクにスマホを装着するのへ便利。でもスマホが壊れるのはイヤ。
そこで、SPコネクトですよ。簡単かつガッチリ固定で超便利なスマホマウント。
スマホ脱着はこんなに簡単。
何気に独自の振動減衰システムを採用してるの。
かなり振動対策には意識をむけてるマウントなのね。
ちなみにSPコネクトはブラックとクロームがラインナップされてる。車種を選ばずマッチング最適なブラックは、間違いのない選択。でも、クロームも捨てがたい。
ちょっとだけお値段あがるけど、このギラギラ感、たまらないね。
残念ながらクロームは、モトバンドルの設定なし。
でもこれ、目立ち度も高いし凄く気になります。
SPコネクトにアンチバイブレーションモジュールが新登場
そんなSPコネクトから、より一層防振性能を高めるためのアイテムが発売されたのよ。
それがこのアンチバイブレーションモジュール。
どれくらい効果があるかというとこんな感じ。
縦軸がひずみ、横軸が周波数。黄色が普通のSPマウントで、緑がアンチバイブレーションモジュール。
SPコネクトのモトマウントだけでも全域にわたって抑制されているけど、アンチバイブレーションモジュールでさらに大きく減少してる。
なんせスマホは高いし、大事なので安心感が高まるのは嬉しい限り。
というわけで今回はSPコネクト モトバンドルにアンチバイブレーションモジュールをセットしてみるよ。
オートバイ女子部の国友さんもアンチバイブレーションモジュールをアピール。
取り付け工程
まずはSPコネクトを装着。
自分のカブ90には名古屋の四ツ葉モーターサイクル製「まとまるバー」が装着されてて、装着工程が撮影しやすいので、まずはこちらから。
取り付けは実に簡単。付属の4mm六角棒レンチか、手持ちの4mm六角棒レンチで締めるだけ。
アンチバイブレーションモジュールを取付け
いよいよアンチバイブレーションモジュールの取付。と、いってもスマホ取付け部中央を4mmの六角棒レンチで外して、アンチバイブレーションモジュールに交換するだけ。
見た目としてはスマホをマウントする基部が大きくなったくらい。使い勝手の快適さは変わらないぞ。
SPコネクトをミラークランプのバーに装着
自分はまとまるバーが装着されてるので、取り付け場所に困らないけど、そもそもスーパーカブってハンドルがカバーされてるから、装着する場所がないのよね。
そこで便利なのが22.2mmバー。各社いろんな商品があるけど、今回選んだのは、ダートフリークのスマートフォンホルダーマウント。
オフセットされてるので、左右で取り付け位置が微妙に変わるのよね。
スーパーカブ90で実際に左右に取り付けて比較してみるよ。
SPコネクトを左ミラー側に装着。
左ミラーにスマートフォンホルダーマウントを共締め。
ウィンカーとのクリアランスがギリギリに見えるけど、接触はしてないし、意外とクランプ場所にも困らない。
で、SPコネクト+アンチバイブレーションモジュールを装着するとこんな雰囲気。密度感あって良い感じ。
SPコネクトを右ミラー側に装着。
お次は右ミラーに共締め。オフセットの都合でちょっと手前にくるのね。これはこれで使いやすそう。
ちょっと手前に来るから、スマホナビは見やすいかも。
さて、効果はいかに。
このあと、実際にアンチバイブレーションモジュールをつけて走ってみたんだけど、いかにもスマホの手振れ補正が壊れそうな高周波の振動が明らかに軽減してる。
安心感はかなりのもの。
スマホの破損を避けたい人にはぜひオススメ。
SPコネクト フォンケースの向きがずれちゃったときは
ちなみに、SPコネクトフォンケースの向きがずれちゃったときは、付属のスタンドツールを使えば一瞬で修正可能よ。
まとめ
なんせいまどきのスマホは高い。でも便利だからバイクに付けたい。特に新しくて高機能なスマホを使ってる人には、ぜひ。
レポート:若林浩志