カジュアルなライディングウエアが充実する昨今、レインスーツもデザイン性の高いものが増えていた。フラッグシップから登場した新製品は、バイク乗車時のことを考えながら、キャンプや登山などでも使いやすい汎用性の高さが魅力だ。 
文:太田安治/写真:森 浩輔/モデル:平嶋夏海

フラッグシップ「イノベーティブ ストレッチ レインスーツ」テスト&レポート

Flagship「イノベーティブストレッチレインスーツ」

サイズ: S・M・L・LL・3L・4L
カラー:レッドテクスチャー・ライトストリーク・ブルーブラッシュ
税込価格:15,180円

ライディングからキャンプまでマルチに使える新世代レインウエア

レインウエアは生地の防水性、表面の撥水性が重要だが、完璧な防水性を備えるビニールやゴム素材は空気も通さないため、体表から徐々に蒸散される汗が生地裏側で結露して結果的に濡れてしまう。そこで「蒸れ」を防止する防水透湿素材が使われている製品も多くある。

フラッグシップの新製品は撥水・防風性を備えたアウターシェルと保温+吸収速乾機能を持つトリコット素材の間に、透湿防水機能を持つTPUコーティングを入れた3層構造生地を採用。耐水圧20000mm、透湿性能10000g/㎡を誇り、雨中の連続走行でも濡れず、内側のべた付きも防いで快適な着心地を保つ

さらに簡単に着脱できるフード、雨の侵入を防ぐファスナーやポケット部の雨返しフラップ、上半身にこもった熱気を抜く背中のベンチレーター、バタ付き防止のフラップなど、より上位のレインウエアと同等以上に充実した機能を備えている。

そして最大の特徴がレインウエアでは当たり前の無地素材ではなく、上着に独創的なグラフィックを採用していること。アウトドア用パーカそのもののルックスだから、スポーツ観戦や軽登山、キャンプサイトで着用しても違和感なし。この機能とファッション性で約15000円というのは間違いなくお買い得だ。

画像: 試用した「レッドテクスチャー」は赤地に薄く黒のプリントが入っている。よりグラフィック感を強調した「ライトストリーク」と「ブルーブラッシュ」も用意されている。

試用した「レッドテクスチャー」は赤地に薄く黒のプリントが入っている。よりグラフィック感を強調した「ライトストリーク」と「ブルーブラッシュ」も用意されている。

画像: 廉価なレインウエアは透湿性が低く、特に気温が高い梅雨時期は汗によって蒸れやすい。この製品は10000g/㎡-24hの透湿性能を誇る。

廉価なレインウエアは透湿性が低く、特に気温が高い梅雨時期は汗によって蒸れやすい。この製品は10000g/㎡-24hの透湿性能を誇る。

画像: 浸水しやすい生地の縫い目はシームシーリングで防水性を強化。メッシュ裏地を使っていないので着脱時の引っかかりもない。

浸水しやすい生地の縫い目はシームシーリングで防水性を強化。メッシュ裏地を使っていないので着脱時の引っかかりもない。


テスター・太田安治の欲張りリクエスト

画像: レインスーツは普段から着られるデザインだと便利! フラッグシップの「イノベーティブ ストレッチ レインスーツ」を紹介

ありそうでなかったカジュアルなデザインのレインウエアだけに、若いライダーの通勤通学用としても人気を得そう。パンツはブラックのみの設定だが、カーキやネイビーといったバリエーションも欲しいところ。


文:太田安治/写真:森 浩輔/モデル:平嶋夏海

This article is a sponsored article by
''.