MVアグスタジャパンが、MVアグスタ・ロッソシリーズの最新モデル「F3 ROSSO」を2021年8月に発売予定だと発表した。

MVアグスタ「F3 ロッソ」の特徴

画像: MV AGUSTA F3 ROSSO 総排気量:798cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 シート高:830mm 乾燥重量:173kg 発売日:2021年8月(予定) 税込価格:239万8000円

MV AGUSTA F3 ROSSO

総排気量:798cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:830mm
乾燥重量:173kg

発売日:2021年8月(予定)
税込価格:239万8000円

メカニズムも2021年の最新スペックに進化

ロッソシリーズとは、目の覚めるような赤いボディカラー「アゴレッド」と、ブラックで統一されたエンジン、フレーム、ホイールを組み合わせて、攻撃的でレーシーなイメージを強調したモデル。

画像1: MVアグスタ「F3 ロッソ」の特徴

2021年モデルからF3をはじめブルターレ、ドラッグスターなどに設定。アグスタの伝統と最新スーパースポーツらしいレーシーさを融合させた「F3 ROSSO」のフルカウルを真紅に彩ることで、その機能美と造形の美しさを際立たせている。

画像2: MVアグスタ「F3 ロッソ」の特徴

また「F3 ROSSO」は、ミドルサイズのスーパースポーツ・F3シリーズの最新モデルでもある。2021年モデルとしてフレームプレートやスイングアームが見直され、ねじれ剛性と縦剛性が向上させた車体に、高精度なサスペンションを組み合わせてシャープなハンドリングを実現。

画像3: MVアグスタ「F3 ロッソ」の特徴

逆回転クランクが特徴の798ccの水冷3気筒エンジンは、細部の見直しでフリクションを低減、ベアリング、カウンターシャフトなども新しくなった最新仕様。 ECUのアップデートと合わせてパワー特性を改善し、同時にユーロ5規制にも対応。ラジエターも新しくなり、冷却効率も向上している。

画像4: MVアグスタ「F3 ロッソ」の特徴

さらに強化されたクラッチバスケットも採用され、アップ/ダウン双方向のQuick-Shift EAS 3.0と合わせて、正確でソフトなシフトフィーリングも実現した。またイタリア・e-Novia社が開発した新しいIMUが搭載され、ABS、トラクションコントロールなどの制御をグレードアップ。またフロントリフトコントロールは、単にウィリーを防ぐのではなく、エキサイティングなフィーリングを最大限に楽しめるように設定されている。

画像5: MVアグスタ「F3 ロッソ」の特徴

これらの機能は、MVRideアプリと通信できる5.5インチTFT液晶メーターを介してコントロール。MVRideアプリは、SNSで旅行の記録とシェアを可能にするだけでなく、スマートフォンから直接、バイクのあらゆる面をカスタマイズできる。

画像6: MVアグスタ「F3 ロッソ」の特徴

「F3 ROSSO」の発売は2021年8月を予定。税込価格は239万8000円となっている。

MVアグスタ「F3 ロッソ」の主なスペック

全長×全幅×全高2030×730×NAmm
ホイールベース1380mm
シート高830mm
車両重量173kg(乾燥)
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量798cc
ボア×ストローク79×54.3mm
圧縮比13.3
最高出力147HP/13000rpm
最大トルク8.98kgf・m/10100rpm
燃料タンク容量16.5L
変速機形式6速リターン
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・180/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmダブルディスク・Φ220mmディスク

まとめ:小松信夫

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