文:横田和彦、オートバイ編集部/写真:鶴身 健、南 孝幸
そして迎えた決勝レース、緊張のスタート!
予選が済めばいよいよ決勝。ピットに向かう前、周りを見渡せば、ヘルパーのお姉さんたちがライダーに傘を差している。それに引き換え、わがチームはオッサン二人…誰か連れてくればよかった、と本当に後悔。
参戦GUIDE 3.友達や仲間をたくさん巻き込もう!
レースは大勢でワイワイやったほうが楽しく、思い出にも残る。あと、レースは意外と人手が必要なのも事実。どうせ参加するなら、友達や仲間をできるだけ巻き込んで、みんなで楽しもう! 仲間にレース参戦経験のある人がいればなお最高だ。
あと、初心者は知らないことがあって当たり前。分からないことがあったら、悩む前に会場にいるアドバイザーやスタッフに聞いてしまおう。周囲の参加者に思い切って聞いちゃうのもアリだ。
コース攻略は難しかったけど、最高に楽しかった!
そしてアッと言う間に決勝。スターティンググリッドにつくとテンションが高まる。このときの緊張感がたまらなく好きだ。レッドシグナルが消えてスタート!前を走るライダーを必死に追いかけているうち、だんだんコースにも慣れてきた。「こりゃ楽しいじゃないかっ!」。
スタートしてみたらタイムの近い選手同士で3つのグループが形成され、それぞれのレベルでバトルを繰り広げる展開に。わがチームも3つめのグループで抜きつ抜かれつを楽しませてもらいました。途中、転倒車を見て緊張するシーンもあったけど、気分はハイのままフィニッシュ。終わってみれば決勝14位でした。
レースだから順位はどうでもいいとは言わないけれど、それ以上に完走の満足度は高かった。やっぱりレースはいい。そして、この気持ちを多くの人に味わってもらいたいと思った。
感動のチェッカーフラッグをくぐったら、各コーナーのポストでフラッグを振って完走を讃えてくれるオフィシャルに手を振って感謝の意を伝える。オフィシャルやスタッフのみなさんが影で支えてくれるから、我々は安全にレースを楽しめるのだ。ホントにありがとうございます!!
参加者の方にも聞いてみました!
やっぱり鈴鹿を走りたかった
皆川直穀さん(東京都) TEAM FREEDOM7
250cc4気筒マシンに乗ったことがなく、ZX-25Rに興味を持った皆川さん。「買うか悩んでいたときにワンメイクレースをやると聞き購入を決めました」。鈴鹿サーキットでレースできるというのも魅力だったという。「高回転をキープして走るのが最高に楽しかったです!」
バイクレースも楽しい!
小川 裕さん(千葉県) チームロッシー
4輪のレースをやっている小川さんは、これがバイクでの初レース。「最後尾からのスタートだったので気楽に走れました(笑)」。他のライダーと走ってペースがつかめ勉強になったとも。「車とバイクは全然違う。ZX-25Rの速さにも驚きました。また参戦したいですね」
Ninja Team Green Cup は10月にも開催!奮ってエントリーを!
今年は4戦開催されるニンジャチームグリーンカップ、今年の残りは10月開催の2戦だ。レースビギナーが新しい世界に踏み込むキッカケとなるワンメイクレースは、回を追うごとに参加者が増えている。その波に乗って、あなたもレースデビューしてみては?
Ninja Team Green Cup開催予定
2021年10月3日 SPA直入
2021年10月31日 ツインリンクもてぎ
詳細は「Ninja Team Green Cup」ホームページにて!
Team Green Cupの模様はこちらの動画でも!
楽しみながらサーキットデビュー!「KAZEサーキットミーティング」
Ninja ZX-25Rについての情報はこちらから
文:横田和彦、オートバイ編集部/写真:鶴身 健、南 孝幸