次世代スマートヘルメットにナビの音声入力システムが実装
Borderless CROSSHELMET X1
税込価格:18万9000円

後頭部に搭載されたカメラと業界唯一のデュアル光学エンジンHUDシステムを備えた双眼式ディスプレイにより後方の映像をバイザーに投影し、360°の可視性を提供する技術で注目を集めた日本発の次世代スマートヘルメット「クロスヘルメット X1」。
株式会社Borderlessが提供するこのヘルメットに、ナビゲーション・ソフトウェア「what3words」の音声入力システムが新たに実装されました。ファームウェアアップデートをすることで使用が可能となります。

what3wordsは、世界を57兆の3m×3mのマスに分割し、それぞれに「what3wordsアドレス」と呼ばれるユニークな3つの単語の組み合わせを与え、正確な位置情報を提示するというシステムです。

使い方はとてもシンプルで、ヘルメットの左側面にあるタッチパネルを長押ししてwhat3wordsの音声入力システムを起動、目的地のwhat3wordsアドレスを内蔵マイクに向かって話すだけ。
例えば、大観山展望台の駐車場のうちの1マスには「しょてん。ぼやく。ふっとう」というwhat3wordsアドレスが付与されているので、クロスヘルメットを使用しているライダーが箱根の大観山展望台に行こうと思ったら、上記のwhat3wordsアドレスを音声入力すれば、正確な目的地へ案内が開始されます。

▲what3wordsアプリで指定した大観山展望台駐車場の1マスに付与されたwhat3wordsアドレス。
※この画像はwhat3wordsアプリの使用例で、実際にX1で音声入力システムを使用したものではありません。

▲グーグルマップやアップルマップなどと連携してルートを表示可能。
※この画像はwhat3wordsアプリの使用例で、実際にX1で音声入力システムを使用したものではありません。
このシステムを採用することで、通常の住所を手入力するときに発生するミスタイプなどのストレスや、音声での誤入力を緩和できます。また、住所や存在しない場所や、情報が不明瞭な地点にも正確に移動することができるので、他の人と詳細な位置情報を共有する場合にも役立ちます。
今後のアップデートやモデルチェンジでどのような進化を遂げていくのか楽しみです。
【動画】CrossHelmet x what3words
www.youtube.comBorderless「クロスヘルメット X1」各部の解説

デュアル光学エンジンHUDを備える双眼式ディスプレイ。後頭部のカメラによるリアルタイムの後方死角の映像や目的地までのルート、天気、到着予想時間などを、鮮明にバイザーに投影します。投影する情報はユーザーがカスタマイズ可能。

特許を取得している「クロスサウンドコントロール」により、環境音の調整、減衰が可能。ライダーがニーズに合わせて設定することができます。

ヘルメット後頭部に搭載されたリアカメラにより、後方の死角を完全に排除。後方視界がHUDに投影され一目で360°の視界情報を把握できます。

左側のイヤーピースカバーにタッチパネルが内臓。スワイプやタップといった直感的な操作で着信の応答や音楽の再生、音量調節などを行うことができます。

ヘルメット両側に内蔵されたLEDライトにより夜間走行中の視認性を向上。また、クロスヘルメットは最先端のバッテリー技術が用いられており、物理的衝撃や刺突、熱損傷などによる発煙や発火などのリスクは解消されています。
Borderless「クロスヘルメット X1」主な仕様
モデル名 | X1-クロスワン |
安全規格 | DOT、ECE、JIS |
暴対素材 | ポリカーボネート+ABS |
重量 | 1920g |
メインプロセッサ | Quad ARM Cortex A53, 1.2 GHz |
ストレージ | 8GB |
モバイルアプリ | iOS、Android |
ワイヤレスコミュニケーション | 2.4GHz |
位置測定 | GPS、GLONASS |
インプット | USBタイプC |
UHD解像度 | 0.23nHD+resolution (3281ppi) |
カメラ画角 | 170度超広角 |
LEDライト | 白色 |
連続稼働時間 | 4~6時間 |
サイズ | Medium (58-60cm)、 Large (61-62cm) |
カラー | ラスターブラック |
バイザー | 透明、ダーク、フォトクロミック |
税込価格 | 18万9000円 |
※この記事は株式会社Borderlessより配信されたプレスリリースをもとに作成したものです。実際の製品をインプレッションしたものではありません。
まとめ:石神邦比古