クシタニの2021年秋冬新製品「ホワイトグースダウンジャケット」を紹介する。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

クシタニ「ホワイトグースダウンジャケット」|テスト&レポート

画像: KUSHITANI K-2825 WHITEGOOSE DOWN JACKET 税込価格:30,800円 サイズ:M、L、LL、XL カラー:ブラックアウト、オレンジ、マスタード

KUSHITANI K-2825 WHITEGOOSE DOWN JACKET

税込価格:30,800円
サイズ:M、L、LL、XL
カラー:ブラックアウト、オレンジ、マスタード

アウターにもインナーにも使える便利なダウンジャケット

冬用ジャケットは着脱可能なインナージャケット付属の製品が増えている。重ね着によって幅広い外気温に対応する工夫だが、個人的に付属インナージャケットに物足りなさを覚えることが多い。アウターとの組み合わせが前提のため保温性優先のデザインで、インナー単体で着ると残念なルックスになりがちなのだ。

クシタニの「ホワイトグースダウンジャケット」は、アウタージャケットとしてのデザインを備えながら、高い保温性能を持つインナーにもなる製品。手持ちの春秋向けジャケットと組み合わせれば外気温に合わせて3パターンの着方ができる。

生地素材は軽量なポリエステルで、中綿はホワイトグースダウン90%+フェザー10%の550フィルパワーという高品質。付属の収納袋に入れれば嵩張らず、タンク/シートバッグへの収まりもいい。

アウターとしてもまったく違和感のないデザインだが、長めの袖丈、アウターの前合わせファスナーと干渉してゴワつかないように工夫されたファスナーレイアウト、体の動きを妨げない両脇〜後身頃のストレッチ素材など、インナーとして着たときの機能も充分に考慮されている。

走行時はアウタージャケットと合わせ、食事や買い物で屋内に入ったらアウターを脱いで単体で着用すれば着心地も軽快。寒い時期のツーリングユースに最適な一着だ。

両サイドのファスナー付きポケット、高めの襟、単独で着られるカジュアルなデザインが特徴。ダウン90%で保温性も充分だ。

背面も手を抜くことなくデザインされている。腰部分には反射プリント、襟下にはクシタニ製ジャケットと連結できるスナップ付きループを装備。

手持ちの3シーズンジャケットのインナーとして着用すれば真冬の寒さにも対応可能。着丈、袖丈もインナーとして着ることを考慮してある。

画像: 親指を通すサムホールも装備。袖口のジョイント用ループをアウタージャケットに接続すれば、完全な冬用ジャケットとして機能する。

親指を通すサムホールも装備。袖口のジョイント用ループをアウタージャケットに接続すれば、完全な冬用ジャケットとして機能する。

画像1: クシタニの新作ダウンジャケットに注目! 普段使いのアウターとしても活用できる「ホワイトグースダウンジャケット」

テスター太田安治の欲張りリクエスト

「単体着用可」を謳うインナーの中でも、デザインと機能を含めた完成度はこの製品が抜きん出ている。ただ、単体着用時には内ポケットが欲しい。もっとダウン量を増やした厳寒対応仕様があっても良さそう。

画像: 【公式動画】KUSHITANI クシタニ K2825 ホワイトグースダウンジャケット www.youtube.com

【公式動画】KUSHITANI クシタニ K2825 ホワイトグースダウンジャケット

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文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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