KTMは2021年11月23日に新型「1290 スーパーデュークGT」を発表した。個性的なネイキッドスポーツとして人気のデュークシリーズの最高峰モデル「1290 スーパーデュークR」をベースに、大型スクリーン、調整式ハンドルバー、LEDコーナーリングランプ、大容量燃料タンク、パニアケースマウントなどを装着。快適に豪快な走りを楽しめるスポーツツアラーに仕立てたモデルだ。

KTM「1290 SUPER DUKE GT」の特徴

画像: KTM 1290 SUPER DUKE GT 総排気量:1301cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒 シート高:835mm

KTM 1290 SUPER DUKE GT

総排気量:1301cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
シート高:835mm

ユーロ5に対応しながら最高出力175HPという強力な1301ccのLC8水冷Vツインエンジンと軽量な車体を組み合わせ、最新の電子制御デバイスの力も借りて実現されたパフォーマンスは、最新スペックの「1290 スーパーデュークR」譲りのものになった。

画像1: KTM「1290 SUPER DUKE GT」の特徴

WP製のAPEXセミアクティブサスペンションもアップデート。4つの異なる実際のライディング状況に合わせたサスペンション設定を選択でき、アンチダイブ機能を標準装備に。またホイールも、「1290 スーパーデュークR」用のアグレッシブなデザインのものが装着され、従来よりバネ下重量を1kg軽量化、ハンドリングが大きく改善されている。

画像2: KTM「1290 SUPER DUKE GT」の特徴

もちろん「グランドツアラー」の名にふさわしい、長距離ツーリングを快適にする装備もアップデート。特に新しい7インチサイズのTFTディスプレイは、視認性に優れたデザインだけでなく、サスペンション設定などの各種操作を直感的に行えるわかりやすいインターフェイスを備えている。

画像3: KTM「1290 SUPER DUKE GT」の特徴

また、ツーリングに大いに役立つターンバイターンプラスと呼ばれるまったく新しいナビゲーションシステムも利用可能となった。スマートフォンにインストールされたKTMコネクトアプリを通じて利用するもので、ナビゲーションの指示が直接メーター上に表示されるため、ライダーは指示を見逃しにくくなるのが大きなメリットだ。

画像4: KTM「1290 SUPER DUKE GT」の特徴

この新しい「1290 スーパーデュークGT」は、2022年1月以降に欧州で発売される予定だという。ただし現時点では、日本での具体的な発売時期、価格などの情報は発表されていない。

画像: 【公式動画】2022 KTM 1290 SUPER DUKE GT – THE LONG-DISTANCE BEAST | KTM www.youtube.com

【公式動画】2022 KTM 1290 SUPER DUKE GT – THE LONG-DISTANCE BEAST | KTM

www.youtube.com

KTM「1290 SUPER DUKE GT」の主なスペック

シート高835mm
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
総排気量1301cc
ボア×ストローク108×71mm
最高出力128.7kW
燃料タンク容量23L
変速機形式6速リターン
ステアリングヘッド角65.1°
トレール125mm
ブレーキ形式(前・後)φ320mmダブルディスク・φ240mmディスク
※スペックはイギリス仕様

まとめ:小松信夫

This article is a sponsored article by
''.