2021年12月15日、カワサキモータースジャパンはイタリアのバイクメーカー「ビモータ」の日本における取り扱いを開始すると発表しました。
カワサキ×ビモータの連携が販売面でも実現
12月15日、カワサキモータースジャパンは都内のカワサキプラザで、ビモータの新型車「KB4」をプレス向けに国内初お披露目しました。
同時に、カワサキモータースジャパンは、ビモータの正規取扱店を50店舗設置したことを発表。そのうちの49店舗は既存のカワサキプラザで、1店は以前からビモータの取り扱いを行なっていた「MOTO CORSE MUSEO」(神奈川県厚木市)となります。
カワサキモータースジャパンで販売されるビモータ車の1機種目が今回日本初公開された「KB4」。KB4は、カワサキ「Ninja1000SX」に搭載されるエンジンや電子制御装備などを活用し、新たに生まれたモデルです。日本での販売価格は税込437万8000円。発売時期は2022年3月。
販売計画台数は200台と発表されたものの、初期販売台数に限りがあるため、商談権を抽選にするとのこと。詳細に関しては今後アナウンスされる予定です。
また同日、カワサキモータースジャパンによるビモータのウェブサイトを公開。KB4の車両紹介や全国の取扱店の情報がアップされています。
現代のカワサキ×ビモータの連携といえば、KB4のみならずNinja H2シリーズに搭載されるスーバーチャージドエンジンを用いた「テージH2」を思い浮かべる方も多いでしょう。この「テージH2」を含め、カワサキモータースジャパンは今後、導入機種を増やすことを視野に入れているようです。
まとめ:西野鉄兵