2022年4月28日、カワサキは新型車「Z650RS」とともに、Zブランドの50周年を記念したモデル「Z650RS 50thアニバーサリー」を発売した。
カワサキ「Z650RS 50th Anniversary」の特徴
Kawasaki Z650RS 50th Anniversary
総排気量：649cc
エンジン形式：水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高：800mm
車両重量：190kg
税込価格：110万円
象徴的な火の玉カラー、Z50th記念車はグラブバーも標準装備
Zシリーズのデビューから50周年を迎えたのを記念してカワサキが2022年1月6日に発表した「Z 50th Anniversary」シリーズ。Z900RS・Z900とともに、このZ650RSのZ50周年アニバーサリー車も登場した。
「Z900RS」の弟分である「Z650RS」だが、この「50th Anniversary」モデルの特徴的な部分は「Z900RS」と同様だ。スリムに絞られたタンクから流れるように伸びたテール周りにかけてのラインは、Z1に通ずる流麗なもの。そこに「Z900RS 50th Anniversary」にも採用されたのと同じデザイン、同じ特別な工程で仕上げられたファイヤーボールカラー（キャンディダイヤモンドブラウン）を組み合わせる。
上質なシボ入りの表皮を用いた専用シートや、標準装備されたグラブバー、タンク上面のZ50周年ロゴ、サイドカバーの専用エンブレムも「Z900RS 50th Anniversary」に準じた造りだ。
税込価格はスタンダードモデルからプラス8万8000円の110万円となっている。
カワサキ「Z650RS 50th Anniversary」の主なスペック
| 全長×全幅×全高 | 2065×800×1115mm |
| ホイールベース | 1405mm |
| シート高 | 800mm |
| キャスター角 | 24° |
| トレール | 100mm |
| 車両重量 | 190kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
| 総排気量 | 649cc |
| ボア×ストローク | 83×60mm |
| 圧縮比 | 10.8 |
| 最高出力 | 68PS/8000rpm |
| 最大トルク | 6.4kgf・m/6700rpm |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| 燃料タンク容量 | 12L |
| タイヤサイズ（前・後） | 120/70ZR17・160/60ZR17 |
| ブレーキ形式（前・後） | φ300mmダブルディスク・φ220mmディスク |
まとめ：小松信夫
