トランポベースとして人気の日産キャラバンが、ディーゼル仕様においてマイナーチェンジ。昨年のガソリン車マイナーチェンジに続き、エンジンを刷新するなど多岐にわたる変更で、さらに快適に。Off1.jp読者にうれしいトランポ仕様も継続だ。
NISSAN
キャラバン(ディーゼル)
¥3,095,400〜
今回のマイナーチェンジを機に、ガソリン、ディーゼルのマニュアルトランスミッション、ディーゼル車のワイドボディを廃止。
エンジンは多段化した7速トランスミッションの採用により、燃費性能は、12.4km/Lから13.9km/L*(JC08モード)と、12%向上。動力性能はクラストップのトルクを更に進化させ、最大トルクは356N-mから370N-mとし、加速性も向上したという。特に、燃費ではハイエースの13.0km/Lに劣っていたところがあり、ミッションの多段化によって水をあけられた感があったが、今回のマイナーチェンジで数値上は追い越した形。
トランスポーターと、マルチベッドが純正で設定
トランポベースとしてのキャラバンは実に優秀で、そもそも「トランスポーター」という床張り済の車両が設定。フロアの強度と耐久性を向上し、アウトドアスポーツなどの大きく重量のある道具の運搬に適したものとニッサンではPR。
写真にみえるとおり、OGUshowのベッドキットも組み込み可。
最初からマルチベッドが組み込まれているオプションも存在するという至れり尽くせりぶり。世界広しといえど、現在「トランポ」をメーカーが新車で販売するのは、ニッサンだけではなかろうか。
先進機能は歩行者の検知も可能な「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、「インテリジェント アラウンドビューモニター」、「踏み間違い衝突防止アシスト」。